大学間のヘリウムリサイクル
2026-05-03 14:10:40

岡山大学と香川大学が進めるヘリウムガス回収の取り組み

中四国・播磨HeReNetの活動について


国立大学法人岡山大学と香川大学は、地域における特色ある研究の促進を目指し、共同で「中四国・播磨ヘリウムリサイクルネットワーク(HeReNet)」の活動を展開しています。2026年3月23日と24日には、香川大学農学部キャンパスにてヘリウムガスの回収手続きを開始しました。これは、核磁気共鳴装置(NMR)からの排出を最小限に抑え、地球資源を有効に活用するための重要な一歩です。

参加機関の役割


本プロジェクトには、岡山大学から多くの専門家が参加しており、香川大学や惑星物質研究所とも連携しています。まず、岡山大学がヘリウム回収用の圧縮機とガスバッグを供給し、各機関のスタッフが回収作業を行う体制が整えられました。この連携により、北海道から九州までの大学や研究機関が共同で研究を進め、ヘリウムガスのリサイクルを図ります。

経済的な重要性


香川大学の佐藤教授は、「地方大学にとって、液体ヘリウムの高騰は深刻な問題です。このような地域でのヘリウムリサイクルは、経済的な負担を軽減するために非常に重要」と述べています。また、惑星物質研究所の薛教授も、ヘリウムが限りある資源であり、その利用を最適化することが求められていると強調しました。

持続可能な社会への貢献


この取り組みは、地域の研究機関や企業にヘリウムを供給することで、研究開発の幅を広げることを目指しています。さらに、ヘリウムの供給が海外に依存している現状に対し、経済安全保障の観点からも重要な役割を果たします。岡山大学は、次世代のヘリウムユーザー育成プログラムの開発(HeliSET)なども進めており、さらなる地域貢献を目指しています。

未来への展望


今後も岡山大学と香川大学は、「中四国・播磨HeReNet」の活動を通じて、研究力向上やイノベーション創出の強化に努めていく予定です。このプロジェクトは、地域の大学が一丸となり、持続可能な未来を築くための挑戦となるでしょう。全国の大学や研究機関とも連携を深め、さらなる発展を目指していきます。

この取り組みを通じて、地域の研究力の向上や社会への貢献が促進されることが期待されています。また、岡山大学は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」も支援しており、地域社会の持続可能な発展に向けた取り組みを継続していくことが求められています。


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