研究基盤強化シンポ
2026-06-08 04:38:17

岡山大学がシンポジウム開催、研究基盤強化の新たな方向性を示す

岡山大学が新たな研究基盤強化を探求するシンポジウムを開催



2026年1月30日、岡山大学津島キャンパスの共創イノベーションラボKIBINOVEにて、SX(Shared Transformation)プラットフォームシンポジウムがオンライン形式で開催されました。このイベントは、一般社団法人研究基盤協議会(CORE)が主催する「研究基盤EXPO2026」の一環として行われ、大学や企業、官公庁などから214名が参加しました。

シンポジウムの概要



冒頭、那須保友学長が開会挨拶を行い、シンポジウムの目的を明確にしました。「SXプラットフォームの導入は、研究機器にかかるコストを削減し、より効果的な研究環境を提供するための革新です」と述べ、参加者に期待を寄せました。続いて、副学長や総合技術部長らによるSXプラットフォームの説明が行われました。

特に注目すべきは、「借りる」ことによる研究基盤の強化というテーマであり、他国に比べて悪化している日本の研究環境において、この選択肢が如何に重要かが語られました。買うのではなく、借りることでコストを抑えると同時に、研究力向上や人材育成にも寄与するとの見解が示されました。

各講演とパネルディスカッション



アジェンダには、文部科学省から髙山勇人参事官補佐が国の視点からの意見を寄せ、日本電子株式会社の片桐慎一部長が理化学機器メーカーの視点を提供しました。また、本学の阿部匡史技術主幹も、大学の技術職員の立場から話をしました。各講演後には、モデレーターを務めた佐藤副理事や髙村政策調査員、片桐部長、阿部主幹を交えたトークセッションが行われました。

ここでは、研究機器の購入や維持の高コストについての詳細な議論が交わされ、SXプラットフォームが提供する借りる選択肢の有効性について活発な意見が寄せられました。

議論の成果



シンポジウムの終盤には、CORE副会長の岡征子氏が「本日の議論は、共創する研究基盤を体現するもので、未来を描く力が研究基盤の支えとなる」と総括しました。この発言は、参加者たちが共有した課題意識や未来へのビジョンを強調するものでした。

岡山大学は今後も、他大学や機関の課題を自らのものと捉え、積極的に解決に取り組む姿勢を持ち続けます。研究基盤強化を通じて地域と地球の未来に貢献することを目指し、今年も「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されたことを踏まえ、さらなる挑戦が期待されます。

シンポジウムの詳細は、岡山大学のYouTubeチャンネルにて動画が公開されており、当日配布された資料は一般社団法人研究基盤協議会のホームページでも閲覧可能です。ぜひ、この機会に則して、得られた知識を広めてほしいと思います。今後の岡山大学の取り組みにも目が離せません。


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