新BtoB営業支援サービス『アポトローブ』始動
大阪市北区に本社を構える株式会社S&Kエージェントが、BtoB向けリード獲得サービス『アポトローブ』を本格的に開始します。代表取締役の片岡義仁氏は、キーエンスでの貴重な経験をもとに新たな営業手法を開発し、営業の課題解決を目指しています。サービスの正式提供は2023年11月10日から始まります。
営業環境の変化とその課題
日本における営業職は過去20年間で100万人以上減少しており、営業人材の不足はあらゆる企業にとって重要な問題です。また、デジタル化が進む昨今、BtoB営業における顧客獲得コスト(CPA)は年々上昇。これに対処できない従来のテレアポやWeb広告の手法では、営業力のばらつきやCPAの悪化が避けられない状況です。
多くの企業が次のような課題を抱えています:
- - 紹介によるリード獲得の再現性不足
- - Web広告コストの最適化困難
- - 営業リソース不足による商談成約率低下
- - 属人的な成果体制への依存
LinkedInを活用した新しい営業手法
『アポトローブ』は、LinkedInというプラットフォームを最大限活用した営業支援サービスです。現在、国内で550万人以上のユーザーが登録しており、特に決裁者層が70~80%を占めています。実名制のため、営業担当者は個人から直接決裁者にアプローチできるのが大きな特徴です。
従来のテレアポやメール営業は、受付を通過する必要があり、拒否されるケースが多かったですが、LinkedInを活用することでそのリスクを低減し、確実に経営層と繋がることができます。サポート業務にはプロファイル設計、投稿施策、DMキャンペーン、効果測定などが含まれ、営業部全体のプロセスを包括的に支援します。
代表の思いと開発経緯
片岡社長は、中小企業の経営者の息子として、身近に見てきた営業課題に対する深い理解を持っています。キーエンスで培ったコンサルティング営業ノウハウをもとに、営業が再現性を持つプロセスであることを確信し、本プロジェクトを立ち上げました。テスト期間中は多くの企業とのコラボレーションを通じて、サービスのユーティリティを測定し続けました。
今後の展望
『アポトローブ』の正式なサービス開始に伴い、次の施策が予定されています:
- - BtoB営業支援メディアにおける事例の継続的な発信
- - LinkedInを活用したセミナーの開催
- - パートナー企業との提携による機能拡張
- - 成功事例集の作成・公開
このように、『アポトローブ』は営業DX領域の解決策として、業界全体の課題解決に向けて貢献していく構えです。
代表のコメント
彼は「父の経営する中小企業で見た営業の困難さから、このサービスを開発しました。多くの企業から『営業手法では決裁者層にアプローチできた』とのフィードバックを受け、今後も多くの営業課題を解決できる自信があります」と意気込みを語ります。
会社情報
- - 会社名: 株式会社S&Kエージェント
- - 代表取締役: 片岡 義仁
- - 事業内容: セールスアウトソーシング / セールスDX
- - 従業員数: 34名(業務委託含む)
- - 設立年月: 2023年4月
- - 所在地: 大阪府大阪市北区豊崎3−15−5 TKビル2F
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