岡山大学が新たな挑戦を掲げたJ-PEAKSシンポジウム開催
2026年1月27日、岡山大学は「岡山大学J-PEAKSシンポジウム」を岡山コンベンションセンターにて開催しました。このシンポジウムは、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に基づくもので、全国から300人以上の参加者が集まりました。対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で行われ、大学改革の最前線を探る貴重な機会となりました。
このシンポジウムの目的は、J-PEAKSに採択された岡山大学とその関係機関が、研究の成果や課題を共有し、今後の連携を強化することです。開会式では、岡山大学データサイエンス部の学生が制作した学長によるアバターがメッセージを発信。続いて、那須保友学長が登壇し、大学の挑戦について語りました。彼は、「私たちは新たな挑戦を続け、皆様のお役に立てるよう努めます」と述べました。
基調講演とパネルディスカッション
シンポジウムは2部構成で、午前中は基調講演が行われました。内閣府の上山隆大氏が「大学経営フロンティアからのゲーム進化」というテーマで講演しました。大学の経営モデルが過去40年にわたって変化している中で、今後の大学の役割とそれに対するアプローチの再点検が必要であることを強調しました。
それに続いて、那須学長が「J-PEAKSを活用した大学経営改革」について講演。岡山大学の新しい取り組みや構想を紹介し、「共創」の重要性を説きました。彼は、革新を生み出すための努力が他の大学にも波及することが期待されると述べました。特に、彼は「迷ったら前へ」というスポーツ界の名言を引用し、逆境に直面したときこそ前進すべきだと力説しました。
午後は、「取組別セッション」が行われ、テーマに応じたワークショップが行われました。「共生型連合体による地方創生の新潮流」や「暗黙知の共有から生まれる共創の未来」といったテーマが採用され、大学間の連携がどのように地域貢献に結びつくのかが議論されました。
J-PEAKSによる未来の展望
J-PEAKSは、地域社会における研究機関としての役割を果たし、岡山大学が掲げる2040年ビジョンの実現に向けた重要な一歩です。大学の持つ研究力を生かし、地域に寄与することを目的としています。このシンポジウムを通じて、岡山大学は参加者と共に未来の研究大学の姿を描くことを目指しました。
最後に、三村由香里理事が閉会式で「上山参与の講演を受け、次の40年に向けた改革を加速させる必要性を感じた」と締めくくりました。J-PEAKSシンポジウムは、岡山大学が地域の中核的存在としての責任を果たし、研究の発展を推進するための重要な場であることを再確認する場となりました。
ついに岡山大学は、このシンポジウムを経て、さらなる研究力の向上と社会変革に貢献することを目指し、挑戦を続けていきます。地域と地球の未来を共創していくための道のりに、ぜひご期待ください。