NTLive『欲望という名の電車』特別上映&トークイベント
8月1日(金)から公開されるNTLive『欲望という名の電車』の劇場公開を記念して、7月31日(木)にTOHOシネマズ日比谷にて特別なイベントが開催されます。この特別上映は、作品に深い理解を提供するトークイベントが組み込まれた先行上映で、劇場ファン必見の内容です。
登場するトークゲスト
トークイベントには、戯曲翻訳家の小田島恒志さんと、小田島創志さんが登壇します。小田島恒志さんは早稲田大学の教授で、テネシー・ウィリアムズの名作『欲望という名の電車』をはじめとした数多くの現代戯曲を翻訳し、日本の演劇界に多大な影響を与えてきました。彼が本作について語る際には、これまでの上演における彼の豊富な経験が語られることでしょう。
一方、小田島創志さんは、若手の戯曲翻訳家であり、今の演劇界で活躍する注目の存在です。彼はハロルド・ピンターやトム・ストッパードといった20世紀の英国演劇を専門的に扱い、数々の上演作品の翻訳を手がけています。彼のファイン技術がどのように本作に影響を与えたのか、興味深いお話を聞けること間違いなしです。
トークイベントの内容
当日、恒志さんは「『欲望という名の電車』について語りたいことが山ほどある」とコメントしており、創志さんがその言葉を引き出して進行役を務める予定です。このコラボによって、観客にとって新たな視点から本作を掘り下げる機会となります。彼らの熱意ある対話を通じて、観客は作品の深層に触れることができるでしょう。
観劇の魅力
NTLive版の『欲望という名の電車』は、繊細で崩壊寸前のヒロイン、ブランチ・デュボアをジリアン・アンダーソンが演じ、その演技は「キャリア最高の演技」と評されています。舞台の心理的緊張感を伝える中央の回転式舞台や、シーン転換時に流れるジャズやロックのサウンドは、観客を物語の中心に引き込みます。観る側はまるで、その場にいるかのような臨場感を味わえます。
『欲望という名の電車』はただの舞台作品ではなく、さまざまな人間ドラマ、希望、絶望、そして欲望を巧みに描いた深い物語です。観客が感情を揺さぶられることを目的としたこの作品は、多くの演劇賞にもノミネートされており、その価値は折り紙つきです。
イベント詳細
- - 日時:2023年7月31日(木)夜の上映(詳細は後日発表)
- - 場所:TOHOシネマズ日比谷
- - 座席販売:7月29日(火)0:00からTOHOシネマズ日比谷のウェブサイトにて。
イベントに向けてのチラシも完成しており、参加者をさらに盛り上げる準備も進んでいます。ぜひこの機会を逃さず、特別な観劇体験をお楽しみください。
観劇料金は一般が3000円、学生および障がい者は2500円です。多くの皆様のご来場を心よりお待ちしています。