岡山大学、国際連携強化
2025-05-02 22:36:24

岡山大学とフランスCNRSが新素材開発で国際連携を強化

岡山大学とフランスCNRSが新素材開発に向けた国際連携を強化



国立大学法人岡山大学が、フランス国立科学研究センター(CNRS)との間で革新的な新素材開発を目指す国際研究プロジェクトに関する覚書を締結しました。このプロジェクトは2025年3月31日からの5年間を予定しており、特に不斉炭素素材に焦点を当てています。

この新たな連携は、国際共同研究を通じた国際的な連携の促進を目的としており、研究者と学生の交流を活発化させる重要なステップです。プロジェクト名は"CHEMISTRY ON CHIRAL CARBON MATERIALS(C3M)"であり、研究内容だけでなくセミナーの開催や学生の指導など、多岐にわたる協力が予定されています。

覚書の調印式は岡山大学津島キャンパスの本部棟で行われ、CNRSからはAlberto BIANCO博士とJacques MALEVAL CNRS東京事務所長が出席しました。一方、岡山大学からは学長の那須保友を含む関係者が参加し、新たな取り組みに意欲を示しました。

宇根山絵美上級リサーチ・アドミニストレーターは、「この覚書の締結を通じて、世界的な学術研究の拠点が形成され、研究力がさらに強化されることを願っています」と述べました。また、那須学長も「本大学は地域に根差した社会変革を実現させる研究大学を目指しており、このプロジェクトはその中で非常に重要な意味を持ちます。今後の発展に期待しています」とコメントしました。

調印の後、CNRSのBIANCO博士と岡山大学の仁科教授が共同で行ったこれまでの研究成果とC3Mプロジェクトの研究展望について説明がありました。これにより、両者の協力が今後どのように進化していくのか、期待が寄せられています。

岡山大学はこのプロジェクトを起爆剤として、国際的な研究の深化と発展を図り、学生同士や研究者の交流が活性化するとともに、たくさんのセミナーや共同研究が行われることを見込んでいます。地域中核・特色ある研究大学としての地位をさらに確立していく姿に注目です。

今後も、岡山大学の革新的な取り組みへの期待は高まり、地域の発展にも貢献することになるでしょう。このプロジェクトに関する最新情報については、岡山大学の公式ウェブサイトで随時公開される予定です。ぜひチェックしてみてください。

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