ビックジャパン日本進出
2025-05-02 15:34:05

K-POPからインスパイアされた新たなデジタルエンタメの形、ビックジャパンが日本上陸

ビックジャパンが日本上陸!エンターテインメント革命の始まり



韓国のエンターテックスタートアップ、BIGCが日本法人「ビックジャパン株式会社」を設立しました。この発表は、2023年10月21日に行われ、K-POPブームを背景に、日本のエンターテインメント市場に新たな風を吹き込む広範な計画が進行中です。

本格的な日本進出の背景


BIGCは、すでに世界225ヶ国で展開されているグローバルエンターテインメントプラットフォームです。驚くべきことに、同社のユーザーのうち約80%が海外のファンで、その中でも日本のファンは15%を占めており、日本市場における重要性が明確になっています。このデータをもとに、BIGCは日本市場に対する本格的なアプローチを決定しました。

「K-POPで証明されたオールインワンデジタルベニューモデルを日本市場にローカライズする計画です」とビックジャパンの金基一代表取締役は述べています。このモデルにより、オフライン公演だけでなく、リアルタイムストリーミング、ファンダムコマース、さらには広告までを網羅する収益モデルを提供することが期待されています。

オールインワンのデジタルベニュー


BIGCは、すでに100以上のK-POPアーティストに対するグローバル公演を成功させており、その実績から新しいデジタルビジネスモデルを展開しています。具体的には、チケット予約やAIを活用したライブ配信、ファンとのインタラクション、映像OTT、コマースなどを統合し、エンターテインメントの未来を形作ることを目指しています。

例えば、チェン・ベクシやテミン、INFINITEなどの人気アーティストを擁し、昨年からはK-ドラマ俳優のファンミーティングやグローバルストリーミングコンサートなど、プロジェクトの幅を広げています。さらに、2年のサービス運営を経て、累積利用者数は250万人を突破し、急成長を遂げています。

日本市場での全方位的アプローチ


ビックジャパンは、日本においてK-POP公演市場を中心に、コンサートやファンミーティング、さらには放送コンテンツ、ファンダムプラットフォームなど、さまざまな事業を展開していきます。東京や大阪を拠点に、大型コンサートの企画・運営を行い、BIGCプラットフォームを使用したリアルタイムのグローバル中継やファンインタラクション、グッズ販売などのオンライン連携を強化します。

また、日本の放送局との共同企画により、授賞式のIP共同制作やJ-POPアーティスト向けのファンクラブ運営も推進していく予定です。「BIGC PASS」により、チケット販売からデジタルライブ、商品の商業化までを組み合わせたプレミアムモデルを提供することで、グローバルなコマースを促進します。

グローバル公演市場のデジタル化


BIGCは、ライブ公演市場が約78兆円規模であるとのデータを踏まえ、デジタルシフトを進めることを使命としています。K-POPの成功を基に、J-POPも含む日本アーティストのグローバル展開を支援し、特にオンライン収益化モデルを提供することで、デジタル化の進化をもたらすことを目指しています。

「日本はグローバル公演市場の中で約4.5兆円の巨大なマーケットを形成しており、私たちのオールインワンデジタルベニューでこの市場に新たな価値を提供したい」と金代表は語ります。今後の動向に注目です。


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