NY発シューゲイズバンドHotline TNTが新曲を公開
アメリカ・ニューヨークで活動するシューゲイズ・バンド、Hotline TNT(ホットライン・ティー・エヌ・ティー)が、新作アルバム『Raspberry Moon』からの新たな先行シングル「Candle」を発表しました。この曲と共に公開されたミュージックビデオは、日本でのライブ映像を用いており、ファンからの反響も熱いものがあります。
新アルバムの内容と「Candle」の魅力
ホットライン・ティー・エヌ・ティーは、リーダーのWill Anderson(ウィル・アンダーソン)が手掛けるプロジェクトで、多くのリスナーを魅了しています。今回の「Candle」は、彼が心を込めて作り上げたラブソングで、はっきりとした感情と共に流れるドラムとギターが特徴です。
前回の先行シングル「Julia’s War」は、Stereogumにて高評価を得る一方で、「Candle」は更に深く、直接的な愛のメッセージが込められています。Andersonは「この曲は、『Raspberry Moon』を作る過程で最初に生まれた曲で、ギターから自然に湧き出たもの。構成は簡単に決まった」と語ります。実際に日本でのライブで試したことが、このMVの魅力を引き立てています。
作品の親しみやすさ
「Candle」は、ただのラブソングではなく、心の奥深くからのつながりを描写しています。「あなたの足元にも及ばない」というフレーズが示すように、他を気にせず目の前の運命を受け入れることの大切さを歌っています。その感情は、多くのリスナーに共鳴し、聞く人を幸せに包み込むことでしょう。
アルバム『Raspberry Moon』は、他のトラックでも若さ特有の感傷や成長を表現しながら、ユーモラスでチャーミングな内容が散りばめられています。特に、エイモス・ピッチが運営するスタジオで録音されたこの作品には、バンド全体のエネルギーが溢れています。
バンドの成長と新たな挑戦
「Candle」を通じて、Hotline TNTとしての結束が更に強固になったと感じられます。Andersonは、自身の恋愛経験がこの曲に大いに影響を与えたと語り、パーソナルな側面を音楽に反映させることができました。これは、アーティストとしての成長の証しでもあります。
音楽が進化する中で、個々の表現が重視されるようになりましたが、Andersonのように仲間と共に理想の作品を追求することが、より良い音楽を生む鍵なのかもしれません。『Raspberry Moon』は、まさに彼のこの思いを体現した作品です。
最後に
リリースを前に期待が高まる『Raspberry Moon』。シューゲイズ・ファンだけでなく、すべての音楽ファンに愛されるアルバムとなることでしょう。ぜひ、「Candle」のミュージックビデオをチェックし、新しい音楽の体験を味わってみてください。
Hotline TNTの公式リンクから、彼らの最新情報をキャッチしましょう!