先日、福岡出身の女性アーティストまるりが出演したVRライブ、『神席 ExWarp VR LIVE』が前例のない栄誉を成し遂げました。この作品は、2025年7月18日にSHIBUYA FOWSで開催され、先進映像協会(Advanced Imaging Society)主催の「ルミエール・ジャパン・アワード2025」のVR部門で受賞したのです。
この作品は、まるりのシングル「HEI♡N」を使用した新感覚のライブ体験を提供します。特に注目される点は、Unreal Engineを用いた高精細なバーチャル空間とリアルな音響を融合させることによって、観客を圧倒する没入体験を実現したことです。来場者はVRゴーグルを装着し、全360度の視点からアーティストのパフォーマンスを楽しむことができ、この新しい技術はライブエンターテインメントの常識を覆しました。
KAMISEKIのビジョン
受賞に際して、KAMISEKIの代表は次のようにコメントしました。「このような国際的なアワードで評価されとても光栄です。私たちKAMISEKIは、アートと日本の伝統文化の継承を目指しており、次世代の若者たちが『かっこいい』と思うエンターテインメントを創造することが目標です。」
特に、彼自身が福島県出身であることから、地元の伝統芸能を現代的な形で伝え続けることに力を入れているようで、今後もその活動の幅を広げていく意欲を見せています。
まるりの魅力
まるりは、歌唱力と愛らしいルックスで若者を中心に支持を集めているソロアーティストです。2022年には、優里が作詞・作曲を手掛けた「好きだよ」でソロデビューを果たし、その後も数々のヒット曲をリリースしています。特にTBSドラマ『パパとムスメの7日間』のEDテーマ「ホントの私」でメジャーデビューを果たし、瞬く間にその名は広まりました。
先進映像協会(Advanced Imaging Society)とは
この国際的団体は、ハリウッドを拠点に映画やアニメ、3D技術などの最前線で活動しています。彼らが主催する「ルミエール・アワード」は、映像技術の発展に寄与する作品を称えるものであり、世界的に権威のある賞として知られています。
ExWARP技術の革新
『神席 ExWarp』は、観客がリアルなスピーカーとVR映像を融合した没入体験を提供します。これにより、これまでのステージでは味わえないような革新的な演出が可能になり、来場者に新たな感動をもたらしました。この技術は、エンターテインメントの未来を切り開くものと期待されています。
株式会社Global Growthについて
『神席 ExWarp VR LIVE』を制作した会社、株式会社Global Growthは、多様な才能を支援し、新しいエンターテイメント文化を創出するデジタルエンターテイメント企業です。彼らはTikTokやeスポーツといった新しいメディアへの挑戦も行っており、様々なアーティストに新たな舞台を提供し続けています。ライブ体験に留まらず、今後も新たなプロジェクトに挑む姿勢が見受けられます。
まるりとKAMISEKI、そしてGlobal Growthの革命的な試みが、次の世代のエンターテインメント風景を創ることに期待が寄せられています。今後も彼らの活動に注目し、その成長を見守っていきたいものです。