2025年のクリスマスはオルガンの響きが彩る特別な時間を

「クリスマスはオルガンだ！2025」特集

愛知県芸術劇場は、2025年のクリスマスを華やかに彩る名物コンサート「クリスマスはオルガンだ！2025」を12月24日と25日に開催します。このイベントは、愛知県芸術劇場とFM AICHIの共催で実施され、オルガンファンにとって見逃せない魅力が詰まった音楽の祭典です。

今年で22回目を迎えるこのシリーズは、愛知県芸術劇場のコンサートホールに設置された国内最大級のパイプオルガンの美しい音色を堪能できるプログラムです。幻想的な光の演出とともに、心温まるクリスマス音楽が演じられ、子供から大人まで楽しめる内容となっています。

特別なアンサンブル体験

今年のテーマは"オルガン×オルガン"。従来の楽器との共演ではなく、パイプオルガン同士によるアンサンブルが注目されます。小林英之氏と湯口依子氏が二人三脚で奏でる音楽は、まさにクリスマスのための特別なもの。2台のオルガンを使った連弾、そしてオルガン本体とステージ上のコンソールを使った同時演奏が行われ、ドイツの讃美歌などを含む本格的なクリスマスキャロルが響き渡ります。

このコンサートでは、バッハやシュタムなどの著名な作曲家による名曲が演奏されるほか、オルガンの美しい音色が存分に楽しめる構成になっています。「もろびとこぞりて」や「ベツレヘムの小さな町よ」といったおなじみのクリスマスキャロルも交え、全10曲が用意されています。オルガニストの演奏ぶりは、大型スクリーンに映し出され、手元や足元の動きまで観察できる新しい演出も魅力です。