対馬ウィーク始動
2025-05-06 13:56:28

大阪・関西万博で対馬の海への願いを届ける「対馬ウィーク」始動!

2025年大阪・関西万博「対馬ウィーク」で海の願いを世界へ



2025年の大阪・関西万博にて、「対馬ウィーク」が行われます。これは、長崎県対馬市に住む島民の熱い想いを込めた「波絵馬」を通じて、海の大切さを訴える特別なイベントです。本記事では、その背景や参加者の様子をお届けします。

対馬ウィークのイベント詳細



「対馬ウィーク」は、2025年6月16日から22日まで、大阪・関西万博のBLUE OCEAN DOMEで開催されます。この期間中には、対馬の海を守るために制作された多数の波絵馬が展示される予定です。これに先立って、2025年4月13日には対馬市交流センターで「波絵馬づくりワークショップ」が実施されました。

ここには約80名の島民が参加し、その手でオリジナルの波絵馬を制作しました。このワークショップは、対馬市の主催のもと、SARAYA株式会社、NPO法人ZERI JAPAN、Precious Plastic唐津などが協力して行われました。

波絵馬づくりの背景



波絵馬は、対馬の海への願いを込めて作られたもので、特に子どもたちが描く作品が印象的です。この活動には、海洋環境の現状を改善したいという強い意志が表れています。また、波絵馬の制作には、対馬の海岸や生活の中から回収されたペットボトルキャップがアップサイクルされ使用されており、環境にも配慮した取り組みとなっています。波絵馬のデザインは、金沢美術工芸大学の学生が手掛け、独自の視点で美しい作品に仕上げています。

来年の展示会では、これらの波絵馬を通じて、対馬の海洋課題や未来への希望を訪れる人々に伝えます。海への願いが込められた特製波絵馬は、参加者一人ひとりの思いが形になった結果でもあります。

海に寄り添う文化の継承



対馬の海には、古代から「おとーしゃ」と呼ばれる海の神が宿ると言い伝えられています。しかし、近年の海洋汚染や温暖化の影響で、「おとーしゃ」は小さく弱々しい姿になってしまっています。ワークショップで制作された波絵馬には、「おとーしゃ」やその仲間たちが美しい海を取り戻すことを願う気持ちが込められており、その願いが実現するよう、知恵を結集しています。

大阪・関西万博での展示計画



2025年の大阪・関西万博「対馬ウィーク」では、これらの波絵馬の展示の他にも、対馬に関する情報や問題意識を引き出すための写真パネルも設置予定です。海への願いを込めた波絵馬が集まることで、訪問者が対馬の文化や環境課題について考えるきっかけとなることを期待しています。

参加してつながる思い



このように、「対馬ウィーク」は、ただの観光イベントではなく、地域が持つ文化や自然の大切さを再認識する場ともなります。地域住民の想いが、万博を通じて世界に広がることを願っています。

私たちもこのイベントに参加し、対馬の魅力や海洋環境の保護活動に興味を持っていただければ幸いです。ぜひ2025年6月には、大阪・関西万博に足を運び、対馬の声を聴きに来てください。


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