岡山大学の職員支援
2025-11-10 01:02:20

岡山大学の新制度が職員を支援、未来の研究者育成を推進

岡山大学の新たな挑戦



2025年10月16日、岡山大学津島キャンパスにおいて「大学院修学支援制度(2025年度後期)」の認定式が行われました。この制度は、教育研究系職員の高度化を図り、地域と地球の未来を共創するために設計されました。文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に基づき、持続可能な未来に寄与する研究大学を目指しています。

新制度の概要



この制度は本年度から事務職員、施設系技術職員、図書職員にも対象を広げ、博士だけでなく修士の学位取得も援助の対象としています。技術専門職員の北條優子さんが、今回の認定者として認められました。スピーチの中で、佐藤法仁副理事はこの制度が全国的にも希少であり、地域の大学が変わろうとしている重要性を強調しました。

職員のキャリア形成



那須学長は、これからの岡山大学において高度なスキルを持つ職員が組織の中核を担っていくことの重要性について述べ、北條さんへの祝辞を贈りました。北條さんは「この制度を通じて専門性を高め、岡山大学全体の研究力向上に寄与したい」と抱負を語りました。

組織改革への期待



岡山大学では教員中心から脱却し、より多様な人材の活躍を目指す組織改革が進行中です。その一環として教育研究系職員の修士以上の学位取得率50%や、博士人材の育成と活用を目指しています。このように専門職の知識と技能を強化することで、大学経営の基盤をしっかりと構築していく考えです。

今後の展望



那須学長は、職員の高度化は大学の改革や経営のあり方にも寄与する重要な施策であると語り、未来の大学の指導者を育成する決意を示しました。地域中核、特色ある研究大学として岡山大学は変わり続け、その挑戦を応援する準備ができています。

今後の岡山大学においては、このような革新的な制度を活用し、職員の成長を支援する環境が整っていくことでしょう。地域社会が期待する新しい大学の形が現実になりつつある中、岡山大学の取り組みにぜひご注目ください。


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