フクシマガリレイのアイランドショーケースAIシリーズが進化
大阪市に本社を構えるフクシマガリレイ株式会社が、冷凍機内蔵型アイランドショーケースAIシリーズのモデルチェンジを発表しました。この新しいモデルは、耐久性や冷却性、環境への配慮などの面で大幅な改善がなされており、スーパーマーケットやデパート、ドラッグストアなどの店舗に最適な選択肢となることでしょう。
知っておきたい変更内容
主な変更点として、まず外装コーナー部のパーツが樹脂製からステンレス製に変わり、耐久性が向上しました。この改良により、過酷な業務環境においても安心して使用することができます。
次に、内装背面パネルの形状が見直され、冷却持続性能がアップしました。その結果、設置環境による影響を受けにくくなり、常に安定した冷却が実現されます。
製品の魅力と特徴
この新型アイランドショーケースは、4面式デザインにより商品の視認性が非常に高く、250mmの立ちガラスを使用しているため、陳列商品が美しく見えます。さらに、温度帯は-25℃から+15℃まで対応しており、1台で冷凍から冷蔵まで幅広く利用できることが最大の特徴です。これにより、様々な商品を効率よく保管し、提供することが可能です。
環境への配慮も忘れず、使用している冷媒には地球温暖化係数の低いR448Aを採用。これにより、店舗の環境負荷を抑えることができます。加えて、冷媒漏えいに関しては10年保証がついており、経済的な負担を軽減します。
使いやすさを追求した設計
このアイランドショーケースには、足元からの排熱機能があり、コールドアイル対策に役立ちます。この機能により、来店されたお客様の滞在時間が延びることが期待されます。また、排水蒸発装置も付いており、床ピットや排水立ち上げが不要なので、既設店舗での増設も容易に行えます。これにより、店舗オーナーの負担が軽減され、導入がスムーズになります。
ラインナップと情報
AIシリーズは、幅2,578mmと幅1,969mmの2つの幅に加え、それぞれ奥行1,840mmと1,500mmを揃え、エンドタイプも含めて計6機種が用意されています。標準価格は2,673,000円(税抜)で、2025年7月1日より発売予定です。年間の販売目標は500台を見込んでいます。
冷媒ガス漏れに関する10年保証や、環境に配慮した設計など、このアイランドショーケースAIシリーズは、今後の店舗運営において大きな力を発揮することでしょう。フクシマガリレイの新しい製品にご注目ください。