ファミール産院の物語
2025-09-17 16:46:54

積水ハウスが「こども政策担当大臣賞」を受賞 地域を支えるファミール産院の物語

積水ハウスが「こども政策担当大臣賞」を受賞



2024年4月、和歌山県有田市に開院される予定の「ファミール産院ありだ」が、先日発表された「第19回キッズデザイン賞」において、こども政策担当大臣賞を受賞しました。この賞は、子どもや子育てに関連する社会課題の解決に貢献した優れた取り組みを表彰するものであり、積水ハウスが取り組んできた「地域のお産の灯を絶やさない」活動が高く評価された結果です。

地域における産学官連携プロジェクト



ファミール産院ありだは、和歌山県有田市の地域特有の課題に対し、産学官の連携プロジェクトとして誕生しました。医療法人社団マザー・キー、鴻池ビルテクノ株式会社、近畿大学アカデミックシアターなどが協力し、地域に根ざした医療の提供を目指しています。特に、少子化が進む中での出生数改善を実現するため、民間提案による公民連携チームが粘り強く対話を重ね、地域に必要な産院を誘致しました。

受賞作品の背景



受賞の背景には、「地域のお産の灯を絶やさない」という理念があります。特に、2050年までに20〜39歳の女性が半減する地域、いわゆる消滅可能性自治体と呼ばれるエリアが全国に存在しています。このような危機的な状況に対し、ファミール産院ありだの取り組みは地域の活性化に寄与し、152名の赤ちゃんがこの産院で誕生することにつながりました。また、看護師や助産師など28名の雇用も生まれ、地域経済の活性化にも寄与しています。

積水ハウスの社会的責任



積水ハウスは、2007年に設立されたキッズデザイン賞において、第1回目から19年連続での受賞を達成しています。累計で127作品を受賞しており、その中でも「子どもたちが安全に、安心して暮らせる社会」の実現に向けた取り組みを続けています。このファミール産院のプロジェクトも、子どもから高齢者まで全ての人々が安全に生活できる「スマートユニバーサルデザイン」の推進の一環です。

積水ハウスは、これからも受賞したファミール産院の理念を基に、向上し続ける住環境を提案し、子どもたちや地域社会のニーズに応える企業であり続けることを目指します。

受賞に関するリンクと詳細



詳しい情報は、以下の公式サイトでご覧いただけます。

地域の皆さんと一緒に歩むファミール産院ありだの物語は、今後も地域の子どもたちの未来を照らす灯であり続けることでしょう。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 積水ハウス キッズデザイン賞 ファミール産院

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。