福島県に新たなデジタル拠点が誕生
大和ハウス工業株式会社、株式会社RUTILEA、そして株式会社タイズAIの3社が協力し、福島県双葉郡大熊町にデータセンターショールーム「Module DPDC Fukushima」を建設することが決定しました。このプロジェクトは、未来のデジタル産業を支える拠点であり、2026年1月7日に着工予定です。
プロジェクトの背景
福島県大熊町は、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故からの復興を目指す「第三次復興計画」を進めており、魅力的な産業の構築や研究開発の促進を重視しています。このような地域のニーズに応えるために、3社は協力し新産業基盤を整備することを決定しました。
モジュール型データセンター「Module DPDC」
「Module DPDC Fukushima」は、大和ハウス工業が開発したモジュール型データセンター(DC)の第一弾で、約1,500㎡の敷地に約200㎡の建物を構える計画です。この施設ではGPUサーバーが実装され、国内外の企業や研究機関向けに2026年5月上旬から公開される予定です。
高度な研究基盤の提供
この新しいデータセンターショールームは、RUTILEAの知見を活かし、計算基盤を高度化するための場所として運用されます。特にRUTILEAは、AIサービスやAIインフラ事業に注力しており、データセンターの利用を通じてさらなる研究開発の進展を図ることを目指しています。
また、他のパートナー企業との連携も視野に入れた柔軟な運用が可能です。
デジタルエコシステムの構築へ
3社は連携し、大熊町を拠点に全国規模で広がるデジタルエコシステムの構築を目指します。これは、さまざまな企業や組織がデジタル技術を活用して、互いに協力・連携し合う仕組みとして、地域発信のデジタル産業の発展に寄与することを目指しています。
大和ハウスグループの未来とRUTILEA
大和ハウス工業は、創業100周年を迎える2055年に向けて“将来の夢”を実現すべく、「大和ハウスグループ“将来の夢”ファンド」を設立しました。このファンドを通じて、AIインフラの構築や共同研究を行い、建設業の生産性向上を図ることが期待されています。同時に、RUTILEAは「AIを簡単に。」を理念に、今日のデジタル社会での生産性向上に貢献しており、その成長に注目が集まっています。
本施設の概要
- - 名称: Module DPDC Fukushima
- - 所在地: 福島県双葉郡大熊町
- - 敷地面積: 約1,500㎡
- - 延床面積: 約200㎡
- - 構造: 鉄骨造・平屋建て
- - 着工日: 2026年1月7日
- - 竣工日(予定): 2026年4月30日
- - オープン(予定): 2026年5月上旬
まとめ
「Module DPDC Fukushima」は、福島県における新しいデジタル産業の拠点として、地域復興と産業活性化への重要な一歩となることでしょう。大和ハウス工業、RUTILEA、およびタイズAIの協業によるこのプロジェクトは、地域の魅力を引き出し、未来のデジタル社会の可能性を広げるものとして期待されています。