映画館で楽しむロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』
2024年1月17日(金)から、ロイヤル・バレエが贈る名作『不思議の国のアリス』が映画館で上映されます。今回はフランチェスカ・ヘイワードを初めとするバレエ界のスーパースターたちが登場し、舞台芸術の魅力を映画館の大スクリーンと迫力のある音響で体験できます。本作は、2011年に初演され、以来多くの観客に愛されてきました。この機会に、物語の舞台である不思議の国への冒険を、映画館で存分に楽しみましょう。
鮮やかさと魔法の演出
英語圏の古典文学の代表作であるルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』がバレエとして蘇るにあたり、振付を担当したクリストファー・ウィールドンは、物語の魅力を最大限に引き出すため、脚本家と作曲家と共に念入りに制作を行いました。タルボットの音楽は、キャラクターごとに異なるモチーフを持ち、舞台全体を生き生きと彩ります。鮮やかな色使いやプロジェクションマッピングを駆使した舞台美術は、まるで魔法の世界にいるかのような体験を提供します。映画館での上映でもその魅力は変わりません。
思春期の冒険とキャラクターたち
『不思議の国のアリス』では、主なキャラクターたちがそれぞれ個性的に表現されます。アリスを演じるのは、映画『キャッツ』で一躍知られるフランチェスカ・ヘイワード。彼女のアリスは、思春期ならではの揺れ動く心情を豊かに表現し、観客を引き込むことでしょう。また、アリスをサポートするキャラクターもユニークで、特にジャック役のウィリアム・ブレイスウェルは、彼の優れた演技力でシーンに華を添えます。これらのキャラクターたちの冒険が描かれることで、ただのバレエ作品ではなく、ストーリー性豊かな表現が楽しめます。
様々な年齢層に楽しめる作品
バレエ初心者や子どもたちでも、映像や音楽、演出で楽しめるこの作品は、エンターテインメント性が高く、映画館での体験を通して新たな楽しみを提供します。舞踊評論家の森菜穂美氏も、作品について「奥深さもあり、大人も楽しめる内容」と語っています。家族や友人と共に、心温まる冒険の旅に出かけましょう。
特別な体験を映画館で
不思議の国で繰り広げられる冒険は、バレエの魅力と共に観客に笑いと感動をもたらします。映画館ならではの大迫力の映像と音響で、ロイヤル・バレエの世界をぜひご堪能ください。人々の心を動かすこの演目は、1月17日から1週間限定でTOHOシネマズ 日本橋などで上映されるので、行く先々で素晴らしい舞台芸術のエンターテインメントに触れてください。