新たな舞台『ガリレオ~ENDLESS TURN~』が静岡で幕を開ける
2026年1月18日から、静岡芸術劇場で新作舞台『ガリレオ~ENDLESS TURN~』が上演されます。この舞台では、AIを駆使した新しい試みとして注目を集めている演出家・多田淳之介が、ブレヒトの名作戯曲『ガリレオの生涯』を基にして、SPACの俳優たちと共に壮大な群集劇を創り上げます。
中身に迫る
この作品は、天動説が常識とされた時代に地動説を唱えたガリレオ・ガリレイの半生を描いています。その背景には、ナチス時代に生きた精神的風景を反映しつつ、現代への問いかけを含んでいます。多田は、「情報があふれる現代において、何を信じるのか」という切実なテーマを掘り下げ、本作を通じて若者たちに問いかけるのです。
また、この作品では、2026年に没後70年を迎えるブレヒトの視点が取り入れられており、彼が経験した困難を通じて捉えた「真理の追求」が描かれています。ガリレオも、教会からの圧力に屈せずに、自身のスピリットを貫いた結果として、秘かに『新科学対話』を完成させました。その姿勢は今の時代にも通じるものがあります。
多田淳之介の特異な演出
多田淳之介は、過去の舞台でも観客の心をつかむユニークな演出で評判です。近年では、新感覚の舞台『伊豆の踊子』を手掛け、多くの若者を魅了しました。今回の『ガリレオ~ENDLESS TURN~』では、AIを活用した台本作成に挑戦し、紀元前700万年から現代までの壮大な物語を描き出します。多田の舞台スタイルは、ジャンルを自在に横断し、観客を時空を超えた旅に誘います。
舞台の魅力
舞台美術は、カミイケタクヤによってデザインされ、現代の私たちが想像する宇宙を表現しています。『ENDLESS TURN』という言葉が示す通り、作品は時代を超えた様々な問いかけを私たちに投げかけます。観客はまるで太陽系の宇宙遊泳をしているかのような感覚に浸るでしょう。
追加イベント
公演と併せて、関連企画も豊富に用意されています。例えば、プレトークやアーティストトーク、バックステージツアーなど、観劇体験をより深めるためのイベントが開催されます。特に、観客参加型の企画が多いため、舞台の裏側を知る絶好の機会となるでしょう。
チケット情報
チケットはカンフェティにて販売中で、一般は4,600円、特割も用意されています。公演期間中には、関連企画として高校生によるあらすじパフォーマンスなどが行われ、より多くの人々がこの舞台に触れることができるようになっています。
【公演概要】
- - 公演名: SPAC秋のシーズン2025-2026 #3『ガリレオ~ENDLESS TURN~』
- - 期間: 2026年1月18日 (日) ~ 2026年3月7日 (土)
- - 場所: 静岡芸術劇場(静岡県 静岡市駿河区 東静岡2丁目3-1)
多田淳之介による『ガリレオ~ENDLESS TURN~』は、観る者に多くの思索を促す作品となることでしょう。新たな舞台の幕開けをぜひお楽しみに!