海外進出を目指す研究者を支援するプログラムが始動
公益財団法人大阪産業局が事務局を務める関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)が、フィンランドの支援機関と連携し、研究者を対象としたアクセラレーションプログラム「KSAC Finland Program 2026」の参加者募集を開始しました。このプログラムは、国内の研究成果を海外で事業化する機会を提供するものです。
プログラムの第一歩は、革新的な都市エスポーでの実施です。エスポー市はアールト大学やフィンランド技術研究センター、さらに多くのハイテク企業が集まるディープテックの中心地であり、年間約100社のスタートアップが誕生しています。参加者はこのエコシステムに身を置き、現地の研究者や企業と直接対話することで共同研究や協業の可能性を探ります。
プログラムの特徴
KSAC Finland Programは、実践的な知識とネットワークを構築するための2段階のプログラムで構成されています。
1. 事前プログラム(オンライン)
事業化や海外展開に向けたスキル、知識、マインドセットを獲得できるオンラインプログラムが開始されます。欧州市場の動向や規制について学び、英語でのピッチ資料作成やプレゼンテーション技術の向上に取り組むことができます。
2. 現地プログラム
エスポーで行われる現地プログラムでは、参加者は最新の事業化戦略やビジネスプランのブラッシュアップ、メンターとの個別指導を受けながら、さらなる知見を深めていきます。最終日には首都ヘルシンキでピッチイベントが開催され、現地事業者や投資家との重要なネットワーキングの機会があります。
参加条件と詳細
プログラムの対象は、ディープテック分野(ライフサイエンス・ヘルスケアを除く)で起業を志すKSAC参加大学の研究者となります。最大で5プロジェクトを募集し、参加費用は無料ですが、渡航や滞在費用の一部が発生する可能性があります。申し込み期限は2026年7月31日で、事前プログラムへの全日程参加が必須です。
さらに、スケジュールは以下の通りになります。
- - 事前プログラム日時: 2026年9月25日、10月1日、10月14日(オンライン)
- - 現地プログラム日時: 2026年10月18日~10月24日(エスポーで4日、ヘルシンキで1日)
KSACとその役割
関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)は、地域の大学や産業界をつなぎ、スタートアップの創出と支援を行うプラットフォームです。このプログラムを通じて、国内のアカデミアの知見を国際的な舞台で社会実装に結びつける重要な役割を果たします。
エスポーでの実践的な学びと新たなネットワークの構築で、参加者は既存の枠を超えた挑戦が期待されます。この絶好のチャンスを見逃さないよう、ぜひ申込みを検討してください。