大和ハウス工業株式会社が、米国テキサス州セリーナに新たな賃貸住宅プロジェクト「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」の開発を開始します。このプロジェクトは、アライアンス・レジデンシャル社との共同開発によるもので、2026年2月に着工し、414戸の賃貸住宅が設けられる予定です。
アライアンス・レジデンシャル社は、米国全土で賃貸住宅の開発を行い、経済が好調な地域をターゲットにしています。この新しい住宅プロジェクトは、急成長を遂げるセリーナに位置しており、今後の賃貸市場において重要な役割を果たすと考えられています。
セリーナは、雇用の増加に伴い人口増加が著しい地域であり、全米で最も人口の増加が目覚ましい自治体の一つに選ばれています。また、高速道路「ダラスノーストールウェイ」が延伸計画中で、アクセスも良好です。この地で開発されるプロジェクトは、金融やIT関連企業の専門職、政府関係者が主なターゲットとなります。
「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」は、約65,000㎡の広大な敷地に、最大4階建ての木造住宅が8棟建設され、さまざまなタイプの住戸が用意される予定です。住戸面積は70㎡から100㎡の範囲で、1ベッドルームと2ベッドルームが用意されています。さらに、住民専用のプールやジム、クラブセンター、BBQコーナー、ゲームルームなど、多彩な共用施設も整備される予定です。
アライアンス・レジデンシャル社との共同開発により、大和ハウス工業は安定した収益の確保を目指し、市場のニーズに応じた事業展開を図っています。今回のプロジェクトは、将来的に日系投資家との共同事業を視野に入れた資本調達が策定されているなど、柔軟な事業展開が期待されています。
開発の背景には、2011年から積み重ねてきた米国での賃貸住宅事業の実績があります。これまでに、米国のパートナー企業と共に約20棟、6,000戸以上の賃貸住宅を開発・管理してきた経験が曲面しています。特に、これまでの戸建住宅事業が売上の約9割を占めていたことから、賃貸住宅事業へのシフトが重要視されています。
これまでの成功を踏まえ、今後は米国の戸建住宅子会社3社が賃貸住宅開発に関与し、ノウハウの共有やコスト削減を図る体制が整います。そして、アライアンス・レジデンシャル社との協力により、より円滑な開発事業が実現することでしょう。
「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」は、2026年の着工を控え、2028年には竣工予定です。賃料は月額約20万円から30万円と設定されています。
セリーナの魅力と今後の経済成長の可能性を背景に、大和ハウス工業は新たな挑戦をスタートさせます。これは、米国における賃貸住宅事業のさらなる発展を示す重要な一歩です。セリーナの発展と共に、「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」がこれからの住まいとして、地域に根付くことを期待しています。