アイルランド発の新たな音楽の巨人、Cardinals
アイルランドのコーク出身のインディーロックバンド、Cardinals(カーディナルズ)が、来年2月にリリース予定のデビューアルバムからハイライト曲「Barbed Wire」を発表しました。
メンバーはユアン・マニング、フィン・マニング、ダラー・マニング、オスカー・グディノヴィック、アーロン・ハーレーの5人。彼らは約1ヶ月にわたる欧米ツアーを終えたばかりで、期待に応えた新曲を世に送り出します。
魅惑的な楽曲と映像
「Barbed Wire」は、フロントマンのユアン・マニングが語るように、彼らの故郷の歴史や文化が色濃く反映された曲です。特に、サウスゲートブリッジにかつて存在した刑務所からの影響が感じられます。歌詞は街の防護柵や城壁を連想させるもので、アートと音楽が融合する瞬間を体現しています。この曲は、彼らのデビューアルバム『Masquerade』からの先行シングルで、同アルバムの中でも特に印象的な楽曲の一つです。
Xander Lewis(ザンダー・ルイス)によるモノクロのミュージックビデオも話題を呼んでおり、公開された映像は既に多くのファンの心をつかんでいます。この映像作品は、バンドの独特のサウンドと雰囲気を見事に捉えています。
デビューアルバム『Masquerade』の期待
アルバム『Masquerade』は全10曲から成り、壮大なメロディラインや、親密な音色が特徴です。収録楽曲の中には、暴力や憤りといった感情が込められたものと、無邪気で純粋なものが対比的に配置されています。このように、アルバムは前半と後半で明確に異なる雰囲気を持ちながら、聴く者を引き込む力を持っています。
なお、楽曲内にはR.E.M.やエコー・アンド・ザ・バニーメンといった先人の影響が見受けられると同時に、フォーク的な要素も取り入れています。
充実のライブ活動
ライブ活動においても、Cardinalsは精力的に行動を起こしています。最近では、フォンテインズD.C.が主催するイベントや、日本でも人気のワンダーホースのサポートを務めました。さらに、2026年にはイギリスとアイルランドを巡るヘッドライナーツアーを計画しており、ますます彼らの影響力を拡大していくことでしょう。
リリース情報
今回のシングル「Barbed Wire」は、SpotifyやApple Musicなどで配信中です。アルバム『Masquerade』は2026年2月13日リリース予定ですので、ぜひチェックしてみてください。
配信リンク
レーベル: So Young Records
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レーベル: So Young Records
Cardinalsは、これからも新しい音楽シーンを切り拓いていくことでしょう。彼らの躍進に期待が高まります。