Tixplusが新たに取得した公的個人認証とその意義
株式会社Tixplusは、東京都渋谷区に本社を構える会社で、電子チケットおよびチケットの二次販売サービス「チケプラトレード」を展開しています。この度、同社はマイナンバーカードを活用した公的個人認証のプラットフォーム事業者として認定を受けたことを発表しました。これにより、チケットの不正転売対策がさらに強化され、より安全なチケットの流通が期待されます。
公的個人認証とは?
公的個人認証は、マイナンバーカードを利用して本人確認を行う仕組みです。これにより、インターネット上での本人確認が簡単かつ迅速に行えるようになります。チケプラは、この認証を活用して、ユーザーが正当なチケット所有者であることを証明できる仕組みを導入する予定です。
不正転売の現状
チケットの不正転売は、エンターテインメント業界において深刻な問題となっており、人気アーティストの公演が高額で取引される様子がSNSで見受けられます。Tixplusは、こうした問題に対処するため、様々な対策を講じてきました。具体的には、顔認証技術を取り入れた入場方法や、公式なリセールサービスを提供していますが、依然として不正転売は横行しているのが現状です。
Tixplusの新たな挑戦
今回の認定を受け、Tixplusは「チケプラマイナ認証アプリ」をリリースします。このアプリにより、ユーザーはマイナンバーカードを使って簡単に本人確認を行うことができ、イベント主催者は厳密にチケット販売数を管理できるようになります。これに伴い、不正転売の抑制が一層強化されることが期待されます。
他業界への応用
Tixplusは、チケット業界だけでなく、他の業界における不正転売の問題にも取り組む意向を示しています。蓄積したノウハウをもとに、様々な業種においてチケット不正転売の抑止に関するソリューションを提供する計画です。
株式会社Tixplusについて
株式会社Tixplusは、2018年に設立され、電子チケットサービス「チケプラアプリ」の運営を行っています。これまでに多くのアーティストやイベントで採用され、音楽やスポーツ、文化イベントなど幅広いジャンルで利用されています。新しい認証プロセスの導入により、さらなる安全性の向上が期待されています。
今後も、エンターテインメント体験をより便利に、安全にするためのサービスの提供に取り組んでいく意向を示しているTixplusに今後も注目が集まります。