キネマ旬報シアターで名作映画3作品を特別上映
千葉県柏市に位置するキネマ旬報シアターが、映画ファンに嬉しい特別企画を発表しました。国内最大級のレビューサービス、Filmarks(フィルマークス)が主催する「映画館応援上映企画」により、今月12月6日(土)から順次、人気のある名作映画3作品がスクリーンに登場します。これらの上映は、映画館の老朽化対策の一環としてクラウドファンディングを実施中のキネマ旬報シアターを応援するために行われています。
上映作品のラインナップ
1. 『マルホランド・ドライブ 4Kレストア版』
デヴィッド・リンチ監督のこの作品は、2001年に公開されたミステリー映画の傑作です。物語は、ハリウッドの悪夢のような一夜から始まり、記憶喪失の美しい女性リタと彼女を支える新人女優ベティの不思議な関係を描きます。忘れられない映像美と不条理な世界観は、多くの映画ファンを魅了しました。
2. 『アバウト・タイム 愛おしい時間について』
リチャード・カーティス監督によるこのラブコメディは、タイムトラベルをテーマにしつつ、人生の意味や幸せを深く考えさせる作品です。主人公ティムが家族の秘密を示す能力を持っていることを知るところから始まって、彼の恋愛模様や家族との絆、人生の小さな幸せを描いた心温まるストーリーです。
3. 『ショーン・オブ・ザ・デッド 4K』
エドガー・ライト監督のこの作品は、ゾンビ・コメディ映画の金字塔と呼ばれています。家電量販店で不器用に日々を過ごすショーンが、恋人リズを救うためにゾンビとの戦いに立ち上がる姿を描いています。ユーモアとサスペンスが絶妙に絡み合ったこの作品は、観る者に笑いと感動を提供します。
創立から続く映画の伝統
キネマ旬報シアターは、1920年に創刊された世界最古の映画専門誌「キネマ旬報」が運営するミニシアターです。映画の本質を大切にし、多様な作品を上映してきた伝統ある施設です。現在、施設のリニューアルを目指してクラウドファンディングを実施中で、応援上映の収益がその資金に充てられます。この機会にぜひ、素晴らしい映画をスクリーンで楽しむと同時に、映画館の存続にも貢献してください。
劇場情報
- 12月6日(土):『マルホランド・ドライブ 4Kレストア版』
- 12月20日(土):『アバウト・タイム 愛おしい時間について』
- 12月27日(土):『ショーン・オブ・ザ・デッド 4K`
- - 劇場:キネマ旬報シアター(千葉県柏市末広町1-1 柏高島屋ステーションモールS館1F)
- - 料金:一般1,500円(各種割引あり)
これらの名作の上映と、お気に入りの作品を再鑑賞する素晴らしいチャンスをお見逃しなく!