『ガリレイの生涯』
2026-06-08 15:37:33

劇団俳優座の85周年記念公演!『ガリレイの生涯』上演決定

劇団俳優座85周年記念公演「ガリレイの生涯」



2026年9月7日から9月16日まで、東京都墨田区のシアターカイにて、劇団俳優座の特別公演『ガリレイの生涯』が上演されます。この公演は、劇団の設立85周年を祝うための記念すべきイベントであり、毎年行われるブレヒト作品の1作品目にあたります。

公演概要


この作品は、天文学者ガリレオ・ガリレイの波乱に満ちた人生を描いています。知識は時に人々を救うこともあれば、傷つけることもあるのです。科学が本来誰のためのものであるか、ガリレイが自らの知識と向き合った結果、どのような葛藤があったのかを描写することで、観客に深く考えさせる内容となっています。「新科学対話」という台詞を通じて、彼が直面した権力との闘いがリアルに迫ってきます。

ガリレイは地動説を唱え、時の権力であるカトリック教会との対立を繰り広げます。それに対する静かなる抵抗と、否応のない意味での屈服が、物語の重要なテーマになっています。詩的な言語と共に描かれる彼の葛藤は、当然のことながら現代の私たちにもいくつもの示唆を与えています。

この作品が持つ魅力の一つに、著者であるベルトルト・ブレヒトの背景があります。彼はナチス政権から逃れる中でこの作品を執筆しました。ガリレイの物語を通じて、歴史上の科学者と同時代を生きる人々の姿、勇気、そして脆さがリアルに描かれています。観客は彼の苦悩を通じて、知識がもたらす喜びと苦しみを共に体感することでしょう。

キャストとスタッフ


出演者には、片山万由美や松本潤子、加藤佳男、森一、長浜奈津子など多彩な顔ぶれが揃います。スタッフもこだわりを持ち、翻訳は千田是也、演出は藤井ごうが手掛けるなど、経験豊富なメンバーが集結しています。舞台美術や照明、音楽に至るまで、作品の雰囲気を高めるために多方面からのアプローチが施されています。

あらすじ


物語は、ガリレイがカトリック教会の言論から逃れ、意見対立を続ける過程を描きます。教皇庁との緊張感が漂う中、彼の思想が異端視されることで生じる緊迫の場面や、彼自らが信じた真理を撤回せざるを得ない辛い選択が待ち受けています。最終的に、民衆の観点から見た科学の概念が新たな考察を促します。

チケット情報


チケットはカンフェティから好評発売中です。一般の前売りは7,300円、65歳以上は7,000円、30歳以下のU-30チケットは3,500円です。また、初日割引も設けられており、9月7日の公演は6,500円で見ることができます。公演は全席指定となっていますので、早めの購入をお勧めします。

この特別公演を通じて、400年前の世界を揺るがしたガリレイの挑戦に触れ、知識の価値について新たな視点を持っていただければ幸いです。ぜひ劇場でその瞬間を体感してみてください。


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