未来へつなぐ森
2025-11-13 18:24:22

和歌山の自然を未来へつなぐ、ソマノベースの挑戦

和歌山の自然を未来へつなぐ、ソマノベースの挑戦



和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドと、同県田辺市の株式会社ソマノベースが手を組み、新たな緑化活動「MODRINAE」を推進しています。このプロジェクトでは、約350名の社員が参加して育てた苗木を、田辺市中辺路町の森に植樹するという取り組みが行われました。

MODRINAE プロジェクトとは?



「MODRINAE」とは、どんぐりから育てた苗木を地域の森に植えるための事業です。参加者は苗木を愛情込めて育てることで、地域の森林を再生し、生態系のバランスを取り戻すことに貢献します。これにより、人々と自然、動物たちが共に笑顔で暮らせる未来を模索しています。

2025年の最初の植樹会は10月29日に行われ、次回は11月19日に予定されています。この活動は、「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」をテーマに、地域の豊かな自然環境を未来へつなげることを目指しています。

植樹会の意義



植樹は地域の自然環境を保護し、地域住民の暮らしに密着した意義のある活動です。ソマノベースの奥川季花社長は、紀伊半島大水害を受けて災害リスクの低い森づくりの必要性を痛感し、この会社を設立しました。彼女のビジョンは「土砂災害による人的被害をゼロにする」にあり、そのために林業業界内外が連携し、持続可能な活動を展開しています。

MODRINAEの利点



MODRINAEの特徴は、手軽に山づくりに参加できる点です。誰もがどんぐりから苗木を育て、自分の手で未来を育むことができるのです。育てた苗は、しっかり成長した後、ソマノベースが植林するために引き取ります。このような取り組みは、地域の森林を守り、持続可能な社会の実現に寄与します。

SDGsの実現へ向けて



この活動は、国際的な持続可能な開発目標(SDGs)とも密接に結びついています。2030年を目指す17のゴールは、世界が直面している様々な問題を解決するために設定されています。アドベンチャーワールドもSDGs宣言を行い、すべての生命が幸せに溢れる未来の実現を目指しています。

まとめ



株式会社ソマノベースの「MODRINAE」は、地域の森林再生と持続可能な社会への第一歩です。このように地域の人々が参加し、共に自然を育む姿勢は、未来の子どもたちへと続く大切な遺産となることでしょう。

和歌山の地で育まれる新しい緑を、ぜひ見守っていきたいですね。


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