大阪のウェブベースが挑む、持続可能な社会の実現
大阪府豊中市に本社を置く株式会社ウェブベースが、環境や社会、経済に与えるインパクトを重視した「Mizuhoインパクト預金」への預け入れを開始しました。この取り組みは、国内の金融機関の中で初めての試みであり、企業が持続可能な発展を目指す上で大きな意義を持っています。
「ロスゼロ。人が輝く小売りへ。」の理念
ウェブベースは、ファッション・小売業界における構造的な課題、特に「過剰在庫」と「廃棄」の問題を解決するために、ITシステムを活用した新たなアプローチを推進しています。 「ロスゼロ。人が輝く小売りへ。」をコンセプトに掲げ、業務効率化や販売促進をサポートするだけでなく、企業全体の業績向上にも貢献することを目指しています。
Mizuhoインパクト預金とは?
この「Mizuhoインパクト預金」は、預け入れた資金を環境や社会、経済へのポジティブなインパクトを生み出す事業に限定して融資するもので、これにより企業は持続可能な社会づくりに寄与できます。ウェブベースは、この預金の活用を通じて、経済の発展や社会的課題の解決に取り組む企業を支援し、企業活動の進展に寄与することを目指しています。
廃棄物削減への取り組み
ウェブベースが以前から行っている取り組みの一環として、クラウドPOSシステムの提供があります。近年、クラウドPOSの導入が進む中で、既存機器を使い続けたいというニーズが高まり、不要な機器の買い替えを減少させることに注力しています。これは、国際的な持続可能な開発目標であるSDGsの達成に貢献するものであり、「つくる責任、つかう責任」を掲げ、社会的責任を果たす企業としての姿勢を強化しています。
持続可能な社会へ向けた道
ウェブベースのCEOである野口聡之氏は、「私たちの使命はお客様の成果を生み出すための仕組みを提供することです」と述べており、ビジネスを通じて社会課題に対応する姿勢を明確にしています。同社は、ファッション小売業界でNo.1を目指すという目標とともに、創造的な支援を通じて、顧客と共に持続可能な未来に向かって進んでいくことを目指しています。
今後も、ウェブベースは「Mizuhoインパクト預金」を通じた活動を積極的に推進し、持続可能な社会の実現に寄与していく方針です。
参考リンク