未来の海運業を担う子供たちが大阪・関西万博で学ぶ

次世代を担う「MOLアンバサダー」が万博に登場

大阪・関西万博にて、株式会社商船三井が次世代を担う小中高生から構成される「MOLアンバサダー」たちを招待しました。彼らは未来の海運業を学び、海の環境を守る活動に参加する重要な役割を担っています。このプログラムは、持続可能な社会の実現に寄与するため、未来の担い手に必要な知識と経験を提供することを目指しています。

体験型学習で学ぶ次世代の海運業

MOLアンバサダーたちは、商船三井の展示ブース「未来の都市パビリオン」において、風力と水素を活用した次世代のゼロエミッション船「ウインドハンター」の大型模型を使った体験型学習に参加しました。模型の大きさは、長さ4メートル、高さ3メートル。参加者はこの模型に向かって風を起こし、船がどのようにして航行し、水素を製造・供給する仕組みを直感的に学ぶことができる、楽しいアトラクションが用意されています。

モーリシャスパビリオンの訪問

学びの一環として、参加者は商船三井が支援しているモーリシャスの展示パビリオンも訪れました。ここでは、モーリシャスの海を再現した水槽や、同国の豊かな自然や文化に触れる機会が提供されました。海や地球の未来に対する意識を高めるだけでなく、環境保全の重要性を認識するきっかけにもなったのです。

サステナブルな未来の実現に向けて

商船三井は、企業成長と持続可能な社会を両立させるための「BLUE ACTION MOL」運動を推進しています。この運動には、「for ALL」の理念が込められており、社会貢献活動を通じて次世代育成にも力を入れています。MOLアンバサダーたちが学ぶことで、海を守ることや海運業の魅力を伝えていくことができるのです。この取り組みは、未来の海を担う子供たちにとって大変貴重な経験となります。

未来の海運業へ向けた継続的な取り組み

MOLアンバサダーの活動は、単なる学びに留まらず、参加した子どもたち自身が将来的に海運業や環境保護について考えるきっかけとなることを狙っています。今後も商船三井は、さまざまな技術や取り組みを通じて、持続可能な未来の実現を目指していきます。こうした活動を通じて、青い海を未来の子供たちへ受け継ぐための努力を続けていく所存です。

開催されたこのイベントは、彼らが持つ夢と海の未来をつなぐ機会ともなりました。また、彼らの学びや体験は、社会の未来を築く重要な一歩になるでしょう。次回の活動にも期待が高まります。