岡山大とインドの架け橋
2025-12-22 02:00:26

岡山大学がインド首相に名誉博士号を授与!国際的な教育の架け橋に

岡山大学、インド首相に名誉博士号を授与



2025年11月12日、岡山大学(本部:岡山市北区)は、インド・西ベンガル州コルカタ市でママタ・バナルジー首相に名誉博士号を授与しました。この名誉ある称号は、同大学がアジア出身の女性に初めて与えたものであり、両国の友好の象徴ともなっています。

授与式には約2,000名の政府関係者や市民が集まり、岡山大学の那須保友学長が名誉博士記を首相に手渡しました。この瞬間は、岡山大学とインドの教育・文化交流の新たな幕開けを告げるものでした。

ママタ首相の成果と評価


ママタ・バナルジー首相は、長年にわたり女性や子ども、社会的弱者に対する教育、保健、福祉分野で重要な成果をあげてきました。そのリーダーシップは、持続可能な社会の実現を目指す上で特に高く評価されています。教育機会の拡充や医療サービス向上に対する取り組みが、国際的にも認められたのです。

授与式で那須学長は、2025年2月に行われたベンガル・グローバル・ビジネス・サミットに参加した際、首相の講演に感銘を受けたと述べました。「この名誉が日本とインド、岡山大学と西ベンガル州との友好の象徴となることを願っています」との言葉も印象的でした。

日本とインドを結ぶ文化的な絆


ママタ首相は、岡山から来た人々に感謝の意を表し、「この栄誉は、ベンガルの『母・大地・人々(Ma, Mati, Manush)』に捧げます」とコメントしました。彼女の言葉には、ラビンドラナート・タゴールやスワミ・ヴィヴェーカーナンダなど、インドと日本の深い文化的・歴史的つながりを重んじる姿勢が見えました。

首相はさらに、「教育と文化は政治を超え、心を結び、我々を強くします」と強調し、岡山大学との協力を進める意欲を示しました。この交流は、両国間の信頼関係を深め、国際的な教育研究の活動を一層進めるための重要な一歩となります。

今後の展望


岡山大学は、シスター・ニヴェディター大学との間で大学間協定を締結しており、今後は西ベンガル州内の大学との連携も強化していく方針です。学生や教職員の交流を通じて、両国の教育や研究のさらなる発展に寄与していくことが期待されています。

これからも岡山大学は地域を代表する研究機関として、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。地域の皆さまにも、この重要な活動にご期待いただけると幸いです。

岡山大学の取り組みや最新情報については、公式ウェブサイトでご確認ください。


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