四国の魅力を体感し、発信する兵頭葵の遍路道ウォーク
令和6年度に正式に「四国観光大使」に任命されたSTU48の兵頭葵さんが、四国の遍路道を歩く「一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」に参加しました。これは四国の魅力を伝える活動の一環で、NPO法人遍路とおもてなしのネットワークによって主催されています。
出発地点である香川県高松市の八栗ケーブル登山口駅前広場では、兵頭さんが参加者に対して「寒いので体を冷やさないようにしてください」と気遣いを見せました。また、初めてのお遍路体験については「お遍路道の点検や美化はもちろん、体力作りとしてもいいイベントだと思いました」と語り、四国の魅力を広める、自身の役割についても意気込みを見せました。
出発式には香川県知事や高松市長などが出席し、大勢の参加者へ向けての挨拶が行われました。兵頭さんが出発の発声を担当する中、自身のキャッチフレーズをアレンジして「香川の空は?あおい!兵頭?あおい!今日は怪我なく頑張りましょう」と元気に叫ぶと、参加者たちも「頑張るぞ〜!おー!」と応えました。
さらに、出発前には温かいお汁粉が振る舞われ、参加者たちは温まった体でいざ出発。道中では、石碑やお地蔵様についての説明を受けながら楽しい会話を交わし、地域の方々との交流もはかりました。お接待では、温かいお茶や羊羹をいただきながら、アイドル活動について話をする場面も見られました。
兵頭さんと参加者は八栗寺で本殿への参拝やご朱印帳への納経、おみくじを引くことを楽しみました。彼女は「八栗寺では大吉が出にくい」と聞いていましたが、運良く大吉を引き当て、参加者との会話にも花が咲きました。「縁起のいい末広がりの八だ」「八栗寺の八だ」といった言葉が飛び交い、和やかな雰囲気を醸し出しました。
道中の点検や美化活動を終えた兵頭さんは、「四国の活性化に貢献できて嬉しいです。四国の人はおだやかで、おもてなしの精神があり、心に染みました。四国遍路を世界遺産に登録するために私たちも頑張りたい」とその思いを語りました。四国運輸局は、四国の素晴らしさを国内外に広く伝えていくことを目標にしており、STU48はその活動に貢献し、四国の魅力を世界に届けるために力を注いでいくことでしょう。四国の自然、歴史、文化、そして美味しい食べ物を通じて、この地域の魅力がますます広がることを期待しています。