コザ銀天街でアート祭
2025-04-11 13:36:37

沖縄・コザ銀天街でアートの祭典「WRAP UP OKINAWA 2025」が盛況に開催

沖縄・コザ銀天街で開催されたアートの祭典



2025年4月5日、沖縄のコザ銀天街で、ストリートアートと地域文化の融合をテーマにしたミューラルフェス「WRAP UP OKINAWA 2025」が開催されました。このイベントは、地元のアーティストや若者たち、そして観光客を巻き込んで、終日賑わいを見せました。

ミューラルフェスは「子どもの未来をアートで包み込む」をテーマに掲げており、2回目の開催となります。国内外から集まった6名のアーティストたちが描く壁画はもちろん、ダンスやラップ、DJのパフォーマンスに加え、参加型のワークショップが行われ、さまざまなフードブースも出店しました。主催は、アートの可能性を広げる取り組みを行っているWALL SHARE株式会社で、一般財団法人 表現革新振興財団が特別協賛をしています。

アーティストたちの創作活動


今回のミューラルフェスには、オーストラリア出身のREKAをはじめ、沖縄出身のBEAVER、KIRIN、SPEL、広島出身のKAC、埼玉出身のHAMADARAKAなどのアーティストが参加し、それぞれのユニークなスタイルで壁画を制作しました。また、REKAはInstagramを通じて公募を行い、58カ国から2,275名の応募者の中から選ばれたアーティストとして、日本初の作品を完成させました。

ウォールアートの制作は、3月27日から4月4日まで行われ、この期間中、訪れた人々は日々変化するアート作品に魅了されました。

観るだけではない参加型イベント


イベント当日は、アートを「観る」だけでなく、「参加する」機会も豊富に用意されました。三菱鉛筆株式会社の協力のもと、参加型のミューラルワークショップが開催され、巨大な6mの壁面に参加者全員で協力して一つのアート作品を制作しました。

参加した子どもたちには、特製缶バッジやキャンバスが配られ、その作品は彼らにとって素敵な思い出となりました。
彼らが自由に描いたミューラルは、地域の美化にも一役買っています。

ダンスと音楽の饗宴


当日、ダンスパフォーマンスも盛況でした。沖縄で名を馳せるダンススタジオのチームが集まり、サイファー形式のダンスバトルが開催され、観客の興奮を呼び起こしました。DJブースでは多彩なDJ陣がプレイし、地元ラッパーのパフォーマンスも加わり、エネルギッシュな空間を作り出しました。

地元の味を堪能


飲食ブースも充実していました。地元の人気飲食店4店が特別メニューを用意し、高校生以下の子どもたちに対し500食を無料提供しました。沖縄そばや地元のピザを楽しみながら、商店街も活気づきました。また、cafe noorからは、子どもサイズのTシャツが100着無料配布されるなど、子どもたちへの配慮がなされています。

アートの力で地域活性化


コザ銀天街は、戦後のアメリカ文化から影響を受けた独自の文化が根付いた場所です。最近では観光再生が注目され始めており、銀天街の壁面はミューラルアートのキャンバスとして最適です。アートを通じた地域活性化の一環として、イベントは大きな成功を収めました。

アートは「表現」の場であり、人と人、地域、過去と未来をつなぎます。このミューラルフェスが地域の活性化につながる第一歩となることを期待しています。

開催概要


  • - イベント名: WRAP UP OKINAWA 2025
  • - 開催日: 2025年4月5日(土)11:00〜20:00
  • - 会場: 沖縄・銀天街(沖縄市照屋11)
  • - 主催: WALL SHARE株式会社
  • - 特別協賛: 一般財団法人 表現革新振興財団(三菱鉛筆株式会社)
  • - 参加アーティスト: REKA、BEAVER、HAMADARAKA、KAC、KIRIN、SPEL

このように、沖縄・コザ銀天街での「WRAP UP OKINAWA 2025」は、アートが生み出す新しい文化の風景を体現する一日となりました。地域のコミュニティとアートが融合することで、未来へ向けたクリエイティブな一歩が踏み出されたのです。
アートに感化された子どもたちの希望の光を感じながら、次回の開催を心待ちにしたいと思います。


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