大阪で開催される「第12回 夏の教育セミナー」について
2025年に予定されている大学入学共通テストを見据えた全国の高校教員向けイベント、「第12回 夏の教育セミナー」が今年も開催されます。本セミナーは、株式会社ナガセと日本教育新聞社が共同で取り組むもので、過去には延べ5万人を超える教員が参加した実績を持つイニシアティブです。
セミナーの概要と開催スケジュール
このセミナーは、2025年8月1日(金)に東京、続いて8月4日(月)に大阪で実施されます。会場は東京がベルサール新宿グランド、大阪がスイスホテル南海大阪で、どちらも席数に制限があります。両会場とも、午後1時から5時までの予定で、学びのセッションが行われます。また、希望者向けに交歓会も付帯し、参加費は無料です。
さらに、セミナーの内容は後日オンラインでも視聴可能で、参加できなかった方もこの貴重な講演やディスカッションに触れることができます。オンラインでの配信は、東京会場分が8月8日(火)から14日(火)、大阪会場分が15日(水)から21日(木)までです。参加方法はウェブサイトからの申し込みが必要です。
テーマと内容
今年のテーマは「2025年大学入学共通テストから考えるこれからの教育」で、基調講演、特別講演、分科会など多彩なプログラムが用意されています。
基調講演
一流の講演者を招き、教育改革における重要な視点を共有します。東京会場では、
橋本雅博氏(中央教育審議会会長)が「教育で日本の未来をつくる」と題し、教育の役割について深く考察します。
特別講演
また、各会場で教育政策や最新技術についても特別講演が行われます。
松尾豊教授(東京大学)は生成AIやICT活用の未来について、参加教員に非常に有益な情報を提供します。大阪会場では、
合田哲雄氏(文化庁次長)が「Diversity with Qualityと高校教育」というテーマで基調講演を予定しています。
分科会
分科会では、実践的な内容に焦点を当て、英語、数学、国語、探究、情報などの授業実践から学ぶ機会が設けられています。教育現場において直面する課題や成功事例に基づいた議論が進められ、参加者どうしの意見交換も活発に行われることでしょう。
参加対象
このセミナーは高等学校の教員を主な対象としていますが、中高一貫校の中等部教員や教育委員会の関係者も参加を歓迎しています。すべての教員の方々にとって、授業の質を向上させる貴重な学びの場になることでしょう。
まとめ
教育の未来を共に考えるこの貴重な機会、ぜひご参加ください。申し込みは公式ウェブサイトから可能です。申し込みは先着順となっていますので、早めの手続きをお勧めします。
今後の教育に影響を与える重要なテーマを扱った内容で、先生方のインスピレーションを刺激する絶好のチャンスです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。