新たな映画製作の幕開け！K2P Film Fund Ⅰが2026年1月にファイナルクローズを発表

K2P Picturesが挑む新たな映画製作の旅

株式会社K2 Picturesが運営する映画製作ファンド「K2P Film Fund Ⅰ」は、2026年の1月末に出資募集を終了することを発表しました。このファンドは、「日本映画の新しい生態系をつくる」というビジョンのもと、クリエイターたちとの共同制作を進めています。

K2P Film Fund Ⅰの成り立ち

このファンドは2024年5月にフランス・カンヌでその立ち上げを発表しました。以来、さまざまな才能豊かなクリエイターたちと共に、映画製作に取り組んできました。すでに3作品の撮影を終え、さらに2作品の撮影準備が進んでおり、計7作品がラインナップされています。

特に注目すべき作品が、映画監督の是枝裕和が手掛ける『ルックバック』です。この映画は、漫画家・藤本タツキの作品を基にした実写映画で、2026年の公開が予定されています。是枝監督の独自の視点がどのように物語に反映されるのか、多くの人々が期待しています。

初の映画監督に挑むゆりやんレトリィバァ

もう一つ注目すべき作品は、芸人・ゆりやんレトリィバァが初の映画監督に挑む『禍禍女』（まがまがおんな）です。この作品は2026年2月6日に公開予定で、多才な彼女がどのような作品を生み出すのか、観客は心待ちにしています。この映画には、南沙良や前田旺志郎など、実力派のキャストが揃っており、期待が高まります。

資金調達の実績

資金面でもK2P Film Fund Ⅰは順調です。11月28日には日本政策投資銀行から5億円の出資を受け、さらに三菱UFJ銀行やトランザクションなど、さまざまな企業からも支援が寄せられています。特に、バンダイからの出資は映画製作に新たな視点をもたらすものとして、注目されています。

当初は2025年内に投資期間を終了する計画でしたが、多くの新たな問い合わせが寄せられており、ファイナルクローズを2026年1月末に延長することとなりました。これは、ファンドが提供する新しい映画製作の形に対する期待の表れでもあります。

これからの展望

残りの期間はわずかですが、K2P Film Fund Ⅰは新たな映画製作の形を提案し続けることで、さらなる可能性を追求していきます。日本の映画界に新たな風を吹き込むことを目指し、ファンドの組成へと邁進します。

映像作品を支えるために、興味のある方はぜひこのファンドへの出資を考えてみてはいかがでしょうか。日本映画の未来を支える一翼を担うことができるかもしれません。