ゼロイチ3期の挑戦
2025-09-30 13:33:05

経済産業省とボーダレス・ジャパンが共同で学生社会起業家育成プログラムを開催

学生社会起業家アクセラレーションプログラム「ゼロイチ」の挑戦



経済産業省と株式会社ボーダレス・ジャパンが共同で運営する学生社会起業家アクセラレーションプログラム「ゼロイチ」が、今年度3期目を迎えました。このプログラムは、社会課題の解決を目指す次世代のリーダーを育成することを目的としており、その過程で選ばれた10組のファイナリストが注目されています。

「ゼロイチ」の目的と進化


「ゼロイチ」は、日本に居住する学生を対象にした官民連携の取り組みで、2023年から始まりました。特に社会起業家としての成長を促すことを意図し、第一線で活躍する起業家やメンターによる講座や合宿など、実践的な支援が行われています。この度のプログラムは、過去の経験を生かした新たなアプローチで進化を遂げ、参加する学生たちに幅広いサポートを提供しています。

3期の特長と選考プロセス


今年度は、プレエントリーや本エントリーが行われ、合計188組の応募から30組が一次選考に進みました。そこから特別講座を受けることでビジネスの基礎を学び、最終的に二次選考を経てファイナリスト10組が選出されました。これにより、選ばれた学生たちは、集中メンタリングや合宿に参加し、事業の開発に向けた伴走支援を受けることになります。

ファイナリスト紹介


以下に、選出されたファイナリストたちの主なテーマと活動内容を紹介します。

  • - 大河原 颯:エネルギー問題をテーマに、CO2の削減を目指してエネルギー意識の改善に取り組んでいます。
  • - 小野澤 真由:カンボジアの教育問題に取り組み、就学支援を行い夢と希望の循環を目指します。
  • - 古森 海翔:病院での教育支援を通じて、長期入院する子どもたちの学習問題に取り組んでいます。
  • - 関川 大樹:新潟の人口減少問題に着目し、移住の促進を通じて地域活性化を図ります。
  • - 田中 かのん:ミャンマーの貧困問題を解決すべく、スタディーツアーを企画しています。
  • - 洞雞 真人:経済的に困窮する家庭の子どもたちへの体験格差を解消するため、NPO活動を展開中。
  • - 中田 歩希:発達障害の方々への支援不足を解決するための活動を行っています。
  • - 星野 綾子:献血率向上を目指し、若年層を対象とした活動を推進しています。
  • - 吉野 真由:食品ロスと飢餓問題を同時に解決するため、新商品を企画中です。
  • - 秋谷 萌花:タイにおける野良犬の譲渡問題を解決すべく、プロジェクトを立ち上げています。

今後のプログラム予定


ファイナリストたちは、今後約6ヶ月にわたり、合宿やオンラインプログラムを通じてビジネスのプロによるサポートを受ける予定です。これにより、各自の事業が実現に向けてどのように進められるのか、今後の展開が期待されています。さらに、プログラムの集大成として、成果発表会が東京で行われる予定です。

株式会社ボーダレス・ジャパンについて


株式会社ボーダレス・ジャパンは、社会課題を解決するソーシャルビジネスに特化し、2007年の設立以来、貧困や環境問題など様々な社会的課題に対して60以上の事業を展開しています。これまでの成果が評価され、多くの賞を受賞するなど、信頼性の高い取り組みを続けています。公式サイトもぜひチェックしてみてください。



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