学生が万博で育む国際交流力～新たな教育の挑戦～

2025年に開催予定の大阪・関西万博は、世界中の人々が集うビッグイベントです。この大きな舞台を利用して、学生たちが国際的なコミュニケーション能力を磨くための新たな教育プロジェクトが始まります。このプロジェクトは、海外留学を手がけるイー・エフ・エデュケーション・ファースト（EF）と関西大学の学生団体「関大万博部」により展開されます。

実践型教育プロジェクトの概要

「関大万博部」は、様々な活動を通じて万博に関わっています。その一環として、EFは学生たちとの共創により、実践型の教育プログラムを構築中です。このプログラムでは、学生たちが2025年の万博会場で外国人来場者と交流することを目指し、実際の体験を通じて学びを深めることを重視しています。具体的には、英語を用いた国際交流のスキルを育むことを目的としています。

特設ボランティア英会話レッスン

EFの大阪オフィスでは、関大万博部の学生を対象に、万博での英語での発表や外国人との交流をサポートするため、特別に開発された英会話レッスンを提供しています。授業では、外国人観光客への接し方や文化的背景への配慮、実用的な案内フレーズをロールプレイ形式で体験しながら学ぶことができます。語学力に関係なく、誰もが挑戦できる内容が特徴です。

EF大阪オフィスでのボランティア英会話レッスンの様子

また、2025年6月30日から7月6日まで開催される「関大万博フェスタ～巡縁祭～」では、学生によるブース出展が予定されています。EFも同様に、国際交流や異文化を体験できるブースを出展する計画です。

教育的意義と参加学生の声

プロジェクトに参加した学生からは多くのポジティブなフィードバックが寄せられており、「どう始めたらいいかわからなかったけど、このレッスンで自信が持てた」「万博の場で人の役に立ちたい」「英語ができた瞬間の喜びを体験したい」との声が挙がっています。このように、EFとの連携を通じて得られる国際交流スキルや多文化理解は、学生たちの未来のキャリア形成にも大いに貢献しています。