モンゴルでの公文式学習の展開がスタート
2026年9月から、モンゴル国内での公文式学習が正式に始まります。株式会社公文教育研究会(KUMON)と、現地の教育機関であるユナイテッドフォーカスが連携し、タブレットを用いたデジタル形式の学習サービス「KUMON CONNECT」を導入することにより、約700名の子どもたちが新たな学びの場を得ることになります。
進展の背景
公文式学習は、世界中に展開されている教育方法ですが、モンゴルへの導入の契機は、2024年11月に当時のモンゴル教育大臣がこの学習法に注目し、期待を寄せたことにありました。その後、モンゴルの教育界の重鎮、ガンクヤグ・ウヌルサイハン氏が設立したKunz School(クンズ校)やユナイテッドフォーカスのCEO、ジャンツァン・ゾルザヤ氏との協議を通じて、ライセンス契約が結ばれました。
ユナイテッドフォーカスはモンゴル国内で多様な教育機会を提供しており、特に子どもたちの教育環境の拡充に注力しています。今後の取り組みも注目です。
パイロット導入の成果
2025年4月、ウランバートル市のクンズ校で小学2年生から4年生約120名を対象に「KUMON CONNECT」を用いた算数・数学のパイロット導入がスタートしました。さらに9月にはモンゴルアルダー校の小学3年生たちにも拡大。これらの試行により、子どもたちの計算力や主体的な学習姿勢が向上したことが確認され、教育関係者からも高い評価を受けました。
力を合わせて未来を育む
ウヌルサイハン氏とゾルザヤ氏は、ライセンス契約に際して「モンゴルの未来は子どもたちの手の中にある」と強調しています。彼らは、公文式学習を通じて、次世代のイノベーターやエンジニアを育成し、持続可能な発展に貢献することを目指しています。単なる知識の詰め込みではなく、子どもたちが自ら考え、挑戦する力を身につける教育が重要であるとしています。
未来への展望
今後、ユナイテッドフォーカスはモンゴル国内のさらに多くの私立・公立学校へ、公文式学習の導入を進める意向です。KUMONと連携しながら、教育の質を向上させ、多くの子どもたちにこの学習機会を提供することが求められています。
「学ぶ力を育てることは、子どもたちの未来を育て、ひいてはモンゴルの未来を築くことに繋がります。」と二人は語り、教育の質の向上と社会貢献に向けた意欲を示しています。
モンゴルの基本情報
モンゴルは、面積156万4100平方キロメートル、人口約359.1万人の内陸国で、首都はウランバートルです。教育を通じて、国の未来を明るく照らす取り組みが続くことを期待しています。