SQ-2が警備に登場
2025-03-19 14:39:45

大阪で初の自律移動型警備ロボット・SQ-2が運用開始!

大阪に新たな警備ロボットSQ-2が初導入!



大阪の交通の中心、新大阪駅とJR難波駅で自律移動型警備ロボット「SQ-2」が運用を開始することが発表されました。これは、地域の安全をさらに強化するための重要な一歩であり、特に2025年の大阪・関西万博に向けての期待が高まる中での導入です。

SQ-2の概要と特徴



SQ-2は、数々の最新のテクノロジーを駆使して開発された自律移動型警備ロボットです。3次元センサー技術や自己位置推定アルゴリズム、リアルタイム経路計画アルゴリズムなどが搭載されており、周囲の状況を的確に把握しながら自律的に動くことが可能です。ロボットが装備している3DLiDAR技術により、周辺環境を詳しく3次元マッピングすることができ、混雑した場所でも安全に行動します。これにより、従来の人員による警備業務を部分的に代替し、施設の運営コストの削減にも寄与します。

JR西日本との連携



運用を行うのは、SEQSENSE株式会社で、従来の警備方法では解決できない働き手不足という課題に対する一つの解決策としてロボットの導入が進められています。SQ-2は昨年12月に行われた実証実験でもその効果を確認されており、安全性についても問題ないとされています。新大阪駅への設置は3月下旬、JR難波駅は4月中旬を予定しており、多くの来場者が訪れる万博に向けた新しい警備体制が動き出します。

警備業務の具体的な役割



SQ-2の主な警備業務には2つの機能があり、巡回と立哨です。まず、巡回では係員が操作する臨時巡回や、時間設定に基づく定期巡回が行えます。指定された地点を自ら移動し、巡回が終わると充電ステーションへ戻ります。深夜の巡回も可能であり、24時間体制でのセキュリティを実現します。

次に、混雑時には立哨を行います。この際には設定した音声アナウンスを再生する機能を使い、駅構内の迷惑行為や禁止行為の抑止力として機能します。これにより、利用者が安心して駅を利用できる環境を整えることを目指しています。

今後の展望



今後、SEQSENSEとJR西日本は続けてSQ-2を活用した警備強化やサービス向上に向けた取り組みを行います。ロボットの運用によって実現する新しい警備の形がどのように進化していくのか、私たちも注目しています。自律移動型警備ロボットSQ-2は、大阪の交通インフラの新たな仲間として、様々なシーンでその存在感を示すことでしょう。

お問い合わせ先


  • - 西日本旅客鉄道株式会社
所在地:大阪市北区芝田二丁目4-24
JR西日本公式サイト

  • - SEQSENSE株式会社
所在地:東京都中央区明石町6の4ニチレイ明石町ビル 5階
SEQSENSE公式サイト

自律移動型警備ロボットSQ-2の導入は、江戸時代から続いてきた大阪の交通史に新たな一ページを刻むことになることでしょう。


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