DeeyとLeo Iwamura、新譜『Deep Blue』の魅力に迫る
2025年、日本のヒップホップシーンに新たな風を吹き込む意欲作、『Deep Blue』がリリースされます。このアルバムは、沖縄出身のラッパーDeeyと神戸のビートメーカーLeo Iwamuraによる共同制作で、両者の個性が見事に融合した作品となっています。
Deeyは沖縄の普天間出身。米軍基地がある街で育った彼は、周囲の仲間と共に「KICKIN ENISHI’S」を結成。その中で彼は、ヒップホップカルチャーを自身の生活に根付かせ、独自の表現を磨き上げてきました。情熱的で内省的なリリックを軸に、彼はライヴパフォーマンスでも観客を魅了しています。さらに、神奈川を拠点にした活動で、各地に熱心なファンを増やし続けています。
そして、Leo Iwamuraは兵庫県神戸出身の進化系ビートメーカー。従来のサンプリング手法に新たにギターやベース、鍵盤楽器などを取り入れ、多重録音で独自の楽曲を創り出しています。彼は最近まで3人組ユニット『OVERFALL』として、海外ライブもこなすなど、音楽の幅を広げています。そんな彼らがタッグを組んだアルバムは、聴く者に深い音楽体験を提供することが期待されています。
ジョイントアルバムの内容
リリース前から話題を集めている『Deep Blue』には、注目のシンガー11が参加した「Swim in the Aquarium feat. 11」など、ヒップホップの名盤に相応しい楽曲が揃っています。DeeyとLeo Iwamuraが築き上げた音楽の世界観は、リスナーを感情の旅へと誘います。アルバム全体を通じて物語性を意識したトラックが展開され、聴くたびに新たな発見があることでしょう。
リリースは2025年5月を予定しており、CDとLP、さらに7インチバージョンも用意されています。特に7インチには、Leo Iwamuraによるリミックス版の他に、Phaze1992や1Co.INRなどの国内外の人気ビートメーカーによるリミックスも含まれています。この希少な7インチは、リミックスワークの多様性を楽しむことができ、DJプレイにも最適です。
事前配信とミュージックビデオ
アルバムのリリースに先駆けて、4月9日には「EDEN」、続いて4月23日には「Lovers」が配信される予定です。また、各曲に関連するミュージックビデオもラインアップされており、視覚的にも楽しめる要素が加わります。
Deeyは、「このアルバムが音楽の深層に触れることで、新たな感動を届けられればいい」と期待を寄せています。これまでのシーンの枠を超えた独自のアプローチが注目され、多くのリスナーに愛される作品となることでしょう。
アルバムのトラックリスト
リリース日を心待ちにしているファンのために、トラックリストの詳細もお届けします。以下はCDと7インチの主な収録曲です。
CD TRACKLIST:
1. Stock in my pants
2. Powder Snow
3. Another eyes
4. Hototogis
5. LA.LA.LA
6. Deep Swimmer
7. Smooth
8. Lovers
9. EDEN
10. Swim in the Aquarium feat. 11
11. Ocean (CD Bonus Track)
7inch TRACKLIST:
A-1. Lovers
A-2. Lovers Leo Iwamura Remix
B-1. Lovers phaze1992 Remix
B-2. Lovers 1Co.INR Remix
音楽に新たな可能性を感じさせるDeeyとLeo Iwamuraのコラボレーション、ぜひリリース日を心待ちにしましょう。