伊丹市、ジャパンシステムのFAST財務会計を導入し最先端の電子決裁を実現へ

伊丹市、最先端の電子決裁システムを導入！

兵庫県伊丹市では、ジャパンシステム株式会社の「FAST財務会計」を導入し、電子決裁機能の構築に向けた開発が始まりました。この一歩は、行政の業務をより効率化し、効果的に運営するための重要な取り組みとなります。2026年4月からの本格運用を予定しており、これにより伊丹市は財務業務のデジタル化を推進します。

背景と提案のポイント

伊丹市では、現在使用している財務会計システムが10年以上前から運用されており、業務改善の必要性が高まっていました。特に、紙による決裁業務を電子化することは、業務の効率化に繋がる重要なテーマです。市はプロポーザル方式を用いて新しいシステムの選定を行い、ジャパンシステムが提案したFAST財務会計に注目しました。

ジャパンシステムは、申請から決裁までを一連のプロセスとして処理するシステム構成を提案しました。また、既存のグループウェアとの連携を図ることで、職員ポータル上に電子決裁の状況を簡単に確認できる仕組みを提供。これにより、決裁処理がスムーズに行えるようになります。

先進的かつ多機能なシステム

FAST財務会計は、自治体の財政運営に必要なPDCAサイクルを強化し、ペーパーレス化や電子決裁、電子請求、データの可視化・分析に対応したシステムです。すでに全国で270団体以上に導入されており、その中で東京都特別区の実績は13団体という強力なバックグラウンドを持っています。

今回の導入により、伊丹市では決裁業務の迅速化だけでなく、今後の電子請求システムの導入も視野に入れています。このように、多様な電子サービスとの連携が可能である点も、高評価の一因です。

ジャパンシステム株式会社の紹介

ジャパンシステム株式会社は、東京都渋谷区に本社を置き、1969年の創立以来、多様な業務アプリケーションおよびソフトウェア開発を行っています。公共機関向けに特化したサービスを提供し、数多くの自治体で活躍しています。

今後、伊丹市でのFAST財務会計の運用が開始されれば、より効率的で透明な財務処理が実現し、市民サービスの向上にも寄与することでしょう。これからの動きに注目です。