医療ITの未来
2025-03-19 11:33:41

エルピクセルとSSIの連携で進化する医療ITソリューション

エルピクセルとSSIの連携で進化する医療ITソリューション



日本の医療業界において、ITの進化は日々進行しています。特に、画像診断支援AIは急速に注目を集めており、エルピクセル株式会社と株式会社ソフトウェア・サービス(SSI)の業務連携は、医療現場に革新をもたらす重要な一歩となります。

1. エルピクセルとSSIの連携内容



エルピクセルは、医療施設向けに総合ITソリューションを提供しているSSIとの業務連携を開始しました。この連携により、SSIが提供する医療画像管理システム「Seavo」とエルピクセルの画期的なAI「EIRL」シリーズが一緒に利用できるようになります。これにより、電子カルテシステムと画像診断支援AIのシームレスな統合が実現され、医療機関での病気の診断が大幅に効率化されます。

2. 連携の背景と目的



SSIは、自社内で開発から販売、導入、保守までを一貫して行っている医療情報システムのリーディングカンパニーです。特に電子カルテシステムでは926施設以上で採用され、国内シェア第2位を誇ります。一方、エルピクセルは、「医療AIですべての人に健康な未来を」を掲げ、900施設以上で導入されている診断支援AI「EIRL」を展開しています。両社が協力することで、医療データを最大限に活用し、医療現場のさらなる効率化や診断精度の向上が期待されます。

3. 「EIRL」とは何か



「EIRL」は、脳MRIや胸部X線などの医療画像情報を解析し、医師が効率的かつ正確に診断できるよう支援するAI技術です。独自のアルゴリズムで分析を行い、「所見あり」の可能性が高い症例を自動的に電子カルテに通知するシステムの導入も計画しています。これにより、医療現場での意思決定の迅速化が図られ、高度な医療提供が可能になります。

4. 国際医用画像総合展(ITEM2025)でのデモ展示



2025年4月11日から開催される国際医用画像総合展(ITEM2025)では、両社のシステム連携がどのように進化するのか、デモンストレーションが行われる予定です。この展示を通じて、医療従事者に実際の利用シーンを体験してもらうことができ、業界に新たな可能性を示す機会です。

5. まとめ



今回のエルピクセルとSSIの業務連携は、医療情報システムとAI技術の進化を合わせることで、より高品質な医療サービスを提供する最前線となります。今後の展開にもぜひご注目ください。デジタル化が進む医療現場がどのように変わっていくのか、一人ひとりが享受する未来の医療の姿を見つめる旅が始まります。


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