八尾のゴムメーカー
2025-04-21 16:02:22

八尾市の老舗ゴムメーカーが知財功労賞を受賞!デザイン経営への取り組みが評価される

八尾市の老舗ゴムメーカー、錦城護謨株式会社の受賞について



大阪府八尾市に拠点を置く錦城護謨株式会社が、経済産業省特許庁主催の「令和7年度 知財功労賞」において、特許庁長官表彰を受賞しました。この受賞は、同社が取り組んできた「デザイン経営」が大きく評価された結果です。

受賞の背景と意義



授賞式は、2023年4月18日に行われ、大阪府八尾市にある老舗ゴムメーカーの代表取締役社長である太田泰造氏も出席しました。この式典には、石破茂内閣総理大臣も参加し、特許法公布140周年を記念して、産業財産権制度の普及に貢献した企業に対して感謝状が贈呈されました。錦城護謨は自社のオリジナルブランド「KINJO JAPAN」の立ち上げを通じて、デザインを単なるビジネスプロセスではなく、企業文化や社会貢献に深く結びつくものとして捉えています。

太田社長は表彰を受けて「中小企業にとって、デザイン経営は実践が難しい」としつつも、現場の努力が結集した結果としてのデザイン経営が重要であるとの思いを述べています。「世の中の当たり前を変える」ことを目指し、技術力を基にした社会貢献を目指していると強調しました。

知財功労賞とは



「知財功労賞」は、知的財産権制度の普及に貢献した企業や個人に対する表彰制度であり、経済産業大臣表彰や特許庁長官表彰、さらには特別賞も含まれます。今年度、日本国内からは5社が栄誉を受けています。錦城護謨は、大阪府八尾市での実績に基づき、優れた取り組みが評価されています。

技術力とデザインへのこだわり



錦城護謨株式会社は、創業から89年の歴史を持ち、家電製品のゴム部品製造で高いシェアを誇ります。その技術力を活かし、近年では福祉関連事業にも注力しています。特に「歩導くん ガイドウェイ」は、視覚障害者を対象にした歩行誘導マットとして多くの公共施設や病院に導入されており、ユニバーサルデザインの先駆けとなっています。

会社の取り組みは、福利厚生や環境配慮を考慮した福祉支援を推進し、企業の持続可能性を高めるものです。今後も技術とデザインが融合した新たな製品開発を続け、より広範な社会貢献を実現することが期待されています。

社会貢献と未来への展望



今後も錦城護謨は、社会のニーズに応じて新たな技術やデザインを追求し、地元経済への貢献を続けていくことを目指します。企業の成長を通じて、地域や社会を支える存在としての役割を果たすために、努力し続けることでしょう。

錦城護謨は、デザイン経営という新たなテーマを通じて、中小企業としての挑戦を続け、技術力を基盤にした商品を提供し、企業文化を育んでいくことに挑戦します。これからの活躍に目が離せません。


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