予実管理の調査結果
2025-04-03 14:36:25

上場準備企業における予実管理の現状と課題を探る調査結果

上場準備企業における予実管理の現状と課題



経営管理プラットフォーム『Manageboard』を提供する株式会社ナレッジラボ(代表取締役CEO:門出祐介。本社:大阪市)は、上場準備中または上場企業の予実管理担当者を対象にした実態調査を実施しました。調査対象者は100名に及び、企業の予実・予算管理に関する実際の状況を明らかにしました。

調査の背景と目的


上場企業になるためには、適切な予実管理が重要です。調査結果により、予実管理が事業計画や戦略策定において中心的な役割を果たしていることが確認されました。しかし、実際には業務負荷の増加や属人化が進んでおり、多くの企業が十分な体制を整えられていないことも浮き彫りになりました。

調査の概要


  • - 調査名称:上場準備企業の予実管理実態調査
  • - 調査期間:2024年11月18日〜11月19日
  • - 有効回答数:103名

予実管理の課題


調査対象者に「予実管理に主に使用しているツールは何ですか?」と尋ねたところ、67%がExcelやGoogleスプレッドシートといった表計算ソフトを利用していると回答しました。一方で、専門のシステムを使っている企業は33%に過ぎず、エクセル依存が強い状況です。この結果から、予実管理のシステム化が進んでいないことが伺えます。

また、どのタイミングで理想的な予実管理体制を整えたいかという質問には、「N期」から「N-2期」に整えたいと答えた企業が約53%おり、上場意識が高い企業は早期の体制整備を望んでいる一方で、そうでない企業は特に意識していない傾向が見られました。

業務時間の実態


さらに、ツールを使って予実管理している企業に対して「毎月どのくらいの時間をかけていますか?」とたずねると、月に10時間以上をかけている企業が約37%にものぼりました。しかし、予算管理のSaaSを活用している企業は、月3〜5時間未満の回答が46%を占め、効率性の違いが明確に表れています。

中長期的な戦略と透明性向上


調査結果によれば、予実管理が上場準備に及ぼす影響として最も多く挙げられたのが「中長期的な成長戦略の策定に不可欠である」という見解でした。次いで多かったのは「経営の透明性向上に役立っている」という回答です。これらのポイントからも、予実管理が企業成長において重要であることが伺えます。

結論


上場を目指す企業にとって予実管理の体制構築とその運用は不可欠です。調査結果を通じて、現状の課題や必要な解決策が明らかになりました。今後は、予実管理の重要性を再認識し、より効率的かつ効果的な管理体制の整備が求められます。詳しい調査結果はこちらから確認できます。

ナレッジラボについて


株式会社ナレッジラボは、経営管理プラットフォーム「Manageboard」を運営し、成長するビジネスを圧倒的に増やすことを目指しています。所在地は大阪市中央区今橋で、設立は2012年です。

詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください:ナレッジラボ


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