映画館で気軽にバレエ観賞！ロイヤル・バレエ『ロミオとジュリエット』6月公開

映画館で楽しむバレエの新しい形

6月6日（金）から6月12日（木）までの間、TOHOシネマズ日本橋にて、ロイヤル・バレエの不朽の名作『ロミオとジュリエット』が映画館での特別上映を行います。この機会に、普段は劇場でしか観られない高品質なバレエをお楽しみいただけます。

代名詞的な舞台作品

1965年に初演を迎えたケネス・マクミラン振付の『ロミオとジュリエット』。以来、世界中のバレエ団でも上演が続き、今なおその魅力は色褪せることがありません。この作品は、プロコフィエフの美しい音楽とマクミランの心理描写に優れた振付に支えられ、観客の心を捉えて離しません。この機会に、伝説的な舞台の雰囲気をスクリーンで体験してみてください。

主役の語るロミオ像

ロミオ役を演じるワディム・ムンタギロフは、この役に特別な思い入れがあると言います。彼は「ロミオ役は非常に自然に演じられ、キャリアの過程で自分が成長するにつれて、ロミオのキャラクターも変化してきています」と語ります。彼はこれまで数回ロミオを演じる機会を持っており、年齢を重ねるごとに、役に対する理解がより深まっていると感じているようです。

感動の演技

ムンタギロフは、より複雑でドラマティックな役にも挑戦を続けていますが、『ロミオとジュリエット』は彼の原点とも言える作品です。バレエの中に描かれた痛みや悲しみを今まで以上に表現できていると話す彼は、観客にもその心情が伝わることを願っています。また、彼は「ジュリエットの死を知った時のロミオの姿は、より大人としての感情が込められている」とも述べ、観客がこの新たな視点から作品を楽しんでもらえることを期待しています。