光免疫療法の進展
2026-02-25 11:35:06

光免疫療法の新たな展望、関西エリアの共同研究進展

光免疫療法の新たな展望、関西エリアの共同研究進展



最近、がん治療の分野で注目を集めている光免疫療法が、さらなるステップを踏み出しました。この度、愛知県名古屋市に本社を構えるイルミメディカル株式会社が、関西医科大学 附属光免疫医学研究所および筑波大学との共同研究契約を結び、深部組織がんへの適応拡大に挑むことが発表されました。

この共同研究の背景には、近年進展を見せつつある光免疫療法の有効性があり、特にがん細胞に選択的に作用する抗体と光感受性物質を利用した次世代型治療法として期待されています。現在、日本では切除不能な頭頚部がんの患者に対して使用されており、さらに研究が進行中です。

共同研究の目的と内容


本プロジェクトは、イルミメディカルが開発した血管内光照射システム「ET-BLIT®」を用い、関西医科大学の光免疫療法用薬剤と組み合わせて、筑波大学で実施される担癌ブタモデルを使った実験が中心です。実験では、深部組織への光免疫療法の有効性と安全性を検証することが狙いです。

これまでにも、筑波大学中島崇仁教授との研究を通じて、深部組織のがん治療に対する光免疫療法の可能性を探ってきましたが、今回は新たに関西医科大学が加わることで、さらに成果が期待されています。

光免疫療法の技術的課題


光免疫療法の普及にはいくつかの技術的な壁が存在します。特に深部組織にある腫瘍に光を到達させることは難しく、新たな照射技術の開発が求められています。本共同研究では、これらの技術的課題を克服するためのさまざまなテーマでの開発が進められます。

産学連携による新たな可能性


この研究は、国立の研究機関や大学と企業の間での強力な連携がなされたもので、産学連携によるシナジー効果が期待されます。イルミメディカルが提供する光照射デバイスと、関西医科大学の臨床研究における知見の相互提供は、安全性と有効性を高めるための重要な要素となるでしょう。

将来への展望


この共同研究の成果が実を結べば、光免疫療法による難治がんへの新たな治療の選択肢が生まれます。将来的には臨床研究に進展し、医療現場における実装を目指すことが重要です。さらに、研究成果は論文や学会を介して広く対外発信される予定です。

各機関の概要


  • - 関西医科大学 附属光免疫医学研究所
所在地: 573-1010 大阪府枚方市新町2丁目5番1号
  • - 筑波大学 医学医療系
所在地: 305-8575 茨城県つくば市天王台1-1-1
  • - イルミメディカル株式会社
所在地: 463-0018 愛知県名古屋市守山区桜坂4丁目201番地

今回の研究によって、光免疫療法のさらなる発展と共に、多くのがん患者に希望を与える結果が期待されます。今後の動向に大いに注目が集まります。


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