ウルトラマンの魅力を再発見!
2025年8月1日、ウルトラマンファン待望の一冊『テレビマガジン特別編集帰ってきたウルトラマンEPISODE No.1~No.51』が講談社から発売されます。この本は、54年間も愛され続けてきた「帰ってきたウルトラマン」の魅力を写真や解説と共に余すところなく紹介しています。
「帰ってきたウルトラマン」は、1971年にテレビで放映されて以来、子供たちの心を掴み、“怪獣ブーム”や“変身ブーム”を引き起こしました。この作品は、数多くの特撮ドラマの基盤となり、特に主人公・郷 秀樹の成長物語は、多くのファンに愛される理由となっています。
郷 秀樹とウルトラマンジャックの物語
主人公の郷 秀樹は、自動車修理工場で働く普通の青年。彼はウルトラマンジャックに変身する力を手に入れたことで、新たな挑戦をすることになります。彼の成長過程における葛藤や喜びは、視聴者に共感を呼び起こし、親しみを感じさせます。特に、彼の恋愛関係や家族とのつながりの描写は、ウルトラマンシリーズであまり見られなかった要素であり、ファンにとって新鮮でした。
MATのチームワークと葛藤
また、主人公が所属する特捜チーム・MATは、リアルな人間関係で成り立っています。解散の危機や上層部との板挟みといった厳しい状況に直面しながらも、チーム内の信頼感を築いていく過程が描かれています。郷の成長がチーム全体に良い影響を与えていく様子は、視聴者の心をつかむ要素の一つです。
ウルトラブレスレットの登場
「帰ってきたウルトラマン」において、重要なアイテムとして登場するのがウルトラブレスレット。初めての宇宙怪獣との戦いでジャックが失敗した際、ウルトラセブンから託されたこのアイテムは、様々な能力を発揮します。特に、敵に応じた戦術を展開できる点がファンにとって魅力的で、視覚的にも楽しませてくれる要素となっています。
跨ぐヒーローたちの共闘
また、「ウルトラ兄弟」という概念のない時期に、ウルトラマンとウルトラセブンが共演するという衝撃的な展開もありました。これにより、後のシリーズにおけるヒーローたちの共演の基礎が築かれました。第38話では、彼らが協力してジャックを救う「ウルトラの星作戦」を実行する場面が描かれ、視聴者に強い印象を与えました。
怪獣と宇宙人のタッグ
さらに、物語が進むにつれて、怪獣と宇宙人が組むという新たな展開が増えました。第37話の暗殺宇宙人ナックル星人と怪獣ブラックキングの戦いを皮切りに、以降のエピソードでも様々なコンビが登場します。最終回の第51話では、触角宇宙人バット星人と宇宙恐竜ゼットンとの戦いが繰り広げられ、ジャックが見事に勝利を収める場面は圧巻です。
まとめ: 未知の魅力を探る
『テレビマガジン特別編集帰ってきたウルトラマンEPISODE No.1~No.51』は、ウルトラマンに関する貴重な情報と絵を提供し、ファンの期待を超える一冊と言えるでしょう。懐かしい思い出を振り返るだけでなく、知られざる魅力や秘密に触れることができる機会をお見逃しなく。定価4620円(税込)で、ぜひ書店やオンラインショップでチェックしてみてください。
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