冬の舞台情報
2025-06-10 15:53:40

Kバレエ×森山開次が贈る冬の舞台『踊る。遠野物語』が今冬上演決定!

冬の舞台『踊る。遠野物語』の全貌



2025年12月に東京にて上演されるKバレエの新作『踊る。遠野物語』に関する情報が公開されました。この作品は、Kバレエと森山開次、さらには伝説的舞踏家の麿 赤兒、若手の尾上眞秀といった豪華キャストが織りなす、独自の美学を持つ舞台です。

作品の背景と内容


本作は、特攻隊員とその許嫁との悲恋を中心に描かれた物語です。1945年、青年が故郷・遠野で愛する人の面影を追い求める姿が描かれています。青年は神隠しに遭った少年によって導かれ、幻想的な世界へと足を踏み入れます。物語は、出撃直前に許嫁に残した一通の遺書から始まります。それは、愛する人のために幸せを祈る切ない思いがつづられたものでした。

この作品では、遠野という地特有の神秘的な要素が絡まり合い、朱色の夕暮れの浜辺での青少年の再会に結びついていきます。著名な民俗学者・柳田國男の作品にインスパイアされたこの新しい『遠野物語』は、ただの物語ではなく、私たちが失ったものへの問いかけをも含んでいます。

キャストの魅力


出演者には、舞踊家・森山開次が自ら振付・演出を行い、演じる役柄にも意匠を凝らしています。また、麿 赤兒が特異な存在感を放ちながら、青年の魂を揺さぶる「異形」としての舞を披露します。若き歌舞伎の星・尾上眞秀は、神秘的な少年役を演じることで注目を浴びています。彼の演技は、これまでにない新しい可能性を感じさせます。

プロジェクトの意義


K-BALLET Optoは、現代社会の様々なテーマに挑んでいくプロジェクトです。これまでにも環境問題や家族の姿を映し出す作品が上演されてきましたが、本作『踊る。遠野物語』では、戦争や震災といったテーマを通じて、私たちの心の深い部分に届くような表現が盛り込まれています。

公演の詳細


  • - 公演日程: 2025年12月26日~28日
  • - 場所: 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
  • - チケット情報: 料金はプラチナシート15,000円、S席12,000円、A席8,000円、B席5,500円(税込)。チケットは2025年7月に一般発売予定です。

また、2026年1月には東北ツアーも予定されています。各地での公演が待たれる中、特攻隊員の切ない物語を通じて、観客にどのような体験がもたらされるのかが楽しみです。

最後に


この新作『踊る。遠野物語』は、Kバレエにとって新たな挑戦です。観客それぞれが自らの痛みや思いを重ねられるような、普遍的な魅力を秘めた作品となることでしょう。ぜひこの機会に、幻想的な舞台の世界観に触れてみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

関連リンク

サードペディア百科事典: Kバレエ 踊る遠野物語 森山開次

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。