岡山大学と国連貿易開発会議、若手女性研究者との交流イベント
2025年12月、岡山大学では国連貿易開発会議(UNCTAD)との共同プログラムに参加する若手女性研究者が集まり、那須保友学長を訪問しました。この訪問は、「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」に基づくもので、国際的な研究交流の一環として行われました。
参加者の紹介
訪問には、タンザニア出身のVivian Philemon Mushiさん、グアテマラ出身のOlga Alejandra Zamora Jerezさん、ペルー出身のKatherine Ivette Calderón Mayoさんの3名が参加。彼女たちはそれぞれ先進的な研究機関で活躍しており、岡山大学での研修を通じて、専門的知識を深めることを目指しています。
那須学長との意見交換
那須学長は、プログラムの主旨や女性のエンパワーメントの重要性について語り、各国でのジェンダーギャップについての理解を深めるために意見交換が行われました。参加者は自らの研究テーマや具体的な活動内容を紹介しながら、貴重な情報を共有しました。これにより、国を越えた学術的な交流が実現しました。
和やかなランチミーティング
意見交換の後、和やかな雰囲気の中でランチミーティングが開催されました。参加者たちは、岡山での生活や地域文化についての感想をシェアし、より親密な関係を築く機会となりました。このような交流は、国際的な理解を深めるための重要なステップです。
日本文化の体験
その後、訪問者たちは岡山後楽園や岡山城を訪れ、日本の伝統的な文化を体験しました。特に抹茶を楽しむことは、彼女たちにとって忘れられない思い出の一つとなりました。日本の景観や文化に触れることができ、多くのインスピレーションを得たことでしょう。
岡山大学とUNCTADの連携
岡山大学は、UNCTADと共に、科学技術イノベーション(STI for SDGs)の人材育成を目的とした協定を結んでいます。この協定により、アフリカや中南米からの若手女性研究者を受け入れ、ブリッジとなる取り組みが進められています。岡山大学は今後もUNCTADとの連携を強化し、国際的な人材育成に寄与していく方針です。
まとめ
今回の訪問は、岡山大学にとっても大きな意義がありました。若手女性研究者との交流を通じて、国際的な視点を取り入れ、研究活動を更に広げていくことが期待されます。地域中核・特色ある研究大学として、今後も岡山大学の取り組みに注目が集まることでしょう。