名水と桜が織りなす福井・奥越の絶景と食を楽しむ旅
福井県の奥越地方は、美しい自然と名水に恵まれた地域。今回は、テレビ大阪の『おとな旅あるき旅』が紹介する、知られざる絶景や美味しい料理を求めての旅に出かけます。
知られざる秘蔵酒『秘之一本義』
まず訪れたのは、勝山市にある【あまごの宿】。ここでは、福井県内の限られた飲食店でしか味わえないという貴重な秘蔵酒『秘之一本義』をいただきます。この酒は、地元の自然豊かな環境で育まれたもので、香り高くすっきりとした味わいが特徴的。人気テレビ番組の撮影中、三田村邦彦さんが酒を注いだ瞬間、大店の代表者の思わぬ一言に一同が大笑い。雰囲気も楽しみながら、リラックスした時間を過ごしました。
幻の魚『あまご』を堪能
さらに、同じくあまごの宿で提供される『あまごの塩焼き』も見逃せません。この魚は日本古来の在来種で、現在では幻の魚とも言われています。新鮮さが伝わるその旨味は、職人の手により育てられており、特にその焼き加減は絶妙。香ばしい香りが漂い、特性のタレとの相性も抜群です。一口食べると、思わず笑顔がこぼれます。
圧倒的なスケールを誇る越前大仏
次に向かったのは【清大寺 大仏殿】。ここには、奈良の大仏をしのぐ巨大な越前大仏が鎮座しています。その圧倒的なスケールに、三田村さんと斉藤雪乃さんも驚愕。大仏を目の前にして、普段の生活を忘れさせてくれるような静けさと品格を感じさせてくれます。参拝を終えた後、心もすっきりとし、次の食の旅へと続きます。
名水がもたらす『辛味おろしそば』
続いて訪れた【福そば 本店】では、福井名物のおろしそばをいただきます。このお店の名水で作られた蕎麦は、香りが際立ち、特に『辛味おろしそば』は、地元産の辛味大根を使った特製ダレとの絶妙なバランスが楽しめます。一口食べると、その風味に驚くことでしょう。地元の風土が育んだ美味しさを実感しました。
ソウルフード『厚揚げ焼き』を試す
次に向かったのは、福井県でおなじみの名物『厚揚げ焼き』が看板メニューの【ねんりん茶屋 のーそん】。関西のものとは比べ物にならないサイズで、これが福井流。こんがり焼きあがった厚揚げは、おろし大根と葱がからみ、地元の醤油で味わうと、心も和む一品です。
名水の里で極上の日本酒『花垣 超辛純米』
街を散策中、訪れたのは【南部酒造場】。ここでは、地元の名水を使った純米酒『花垣 超辛純米』を試飲しました。その独特の味わいは、まさに名水の力。杜氏の話では、山の出汁によって味わいが決まるとのこと。酒好きにはたまらない一瞬の経験です。
夕食は親方の『鮎の塩焼き』
そして、夜が訪れると共に、晩餐を求めて【あぶりや 親方】に。親方自らが釣り上げた鮎の塩焼きは、提供される際に見た目も美しく、その味も抜群。大野のB級グルメ『とんちゃん鉄板焼』や、さらに甘露煮やしょうゆカツも味わいながら、心温まる食事を満喫しました。
福井奥越の自然と美味しい食の旅は、まさに心と体を癒してくれる素晴らしい体験でした。次回の旅は、また新しい発見が待っているかもしれません。皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。