国立能楽堂の令和8年度公演ラインナップ発表
国立能楽堂の令和8年度公演が発表され、ファン待望のプログラムが揃いました。公演では、従来の名曲や利き手の復活、新作など、多様な作品を通じて能楽の魅力が存分に味わえる内容となっています。現代の能楽業界を牽引する優れた出演者たちによる演目が盛り込まれ、観客にとって見逃せない機会となるでしょう。
令和8年度公演ラインナップの詳細
4月「下村観山と能」月間特集
初日の公演は、東京国立近代美術館で特別展が開催される「下村観山展」と連携しています。下村観山は、能楽をテーマにした作品を多く描いた画家で、彼の作品と能がどう融合するのか、興味深いテーマとなります。観山の絵画展示と合わせて、魅力的な演目を楽しんでください。
5月30日 狂言の会
この月の公演では、明治と平成に作られた新旧の狂言を中心に上演されます。出演者は、大蔵流の善竹忠亮や茂山千五郎など、名立たる面々です。新作の狂言も含まれ、狂言ファンにはたまらない内容となるでしょう。
7月25日 企画公演
この公演では、豊作や豊漁を願うテーマで構成されています。伝統的な能楽と民俗芸能の共演が魅力で、田楽や風流などに影響を受けた中世の歌謡も紹介されます。こんな機会にしか味わえないコラボレーションが待っています。
9月25日 中秋の名月公演
特別公演では、老女物の大曲「姥捨」が上演されます。これは平成22年以来の上演で、国立能楽堂が誇る人間国宝による演技が期待されます。特にこの作品は、観客の胸に深く響くことでしょう。
10月15日 企画公演
新作狂言「楢山節考」と復曲能「鐵門」の上演が予定されています。新作と古典のセッションで楽しんでもらう構成です。
11月20日・21日 琵琶と能楽
この企画では、琵琶と能をテーマにした独自の演出が注目されます。琵琶の演奏と能がどのようにシンクロするのか、非常に楽しみです。
1月23日 特別公演
国立能楽堂で初上演となる能「三輪」の神道の特殊演出も見逃せません。
2月25日 絵巻物と能
絵巻物と能の関連性をテーマにした公演も予定されています。
3月26日・27日 復曲狂言と能
復曲された作品が新たな演出で生まれ変わります。
イベント情報
特別展「下村観山展」も開催され、展覧会記念トークや体験会が行われる予定です。4月8日にはアフタートークも開催され、能楽と観山の関係を深く掘り下げる機会となります。
また、能「弱法師」と下村観山展のセットチケットも販売されており、観劇と美術展の両方を楽しむチャンスです。
国立能楽堂について
国立能楽堂は、1983年に設立され、能楽の普及を目的としています。初心者でも楽しめるようなプログラムを通じて、幅広い層に能楽を提供しています。
能楽の世界に足を踏み入れる絶好のチャンスが今年も待っています。能楽堂で融合される古典と現代の美を、ぜひあなた自身の目で体験してみてください。