YOUNG IMPACT -志甲子園- 2期決勝大会の様子
2026年7月11日、大阪市中央区で開催された「YOUNG IMPACT -志甲子園-」の決勝大会は、将来が期待される10代の起業家たちが積極的に社会課題に挑む場として注目を集めました。このプログラムは、社会問題解決に興味を持つ若者を育成することを目的にしており、選ばれた3名には経営者が1年間にわたってサポートを行います。
審査の流れ
大会には予選を経て選ばれた9名が参加し、それぞれのビジネスプランについて発表しました。中には、書類や動画審査から選抜されたオンライン参加者もおり、今年の大会も多様な声が集まりました。発表内容は、食品ロスや観光客によるゴミ問題、商業高校生の教育格差など、多岐にわたるテーマに基づいています。参加者は、自身の経験や社会の現実に根ざしたビジネスアイディアを披露し、短い時間の中で熱意をもってプレゼンを行いました。
発表は、各9分という限られた時間内で進行され、司会者の進行による質疑応答の時間も設けられ、経営者陣が問いかけたビジネスの実現可能性について真剣な議論が交わされました。
選ばれた若手起業家たち
その中から、育成プログラム「YOUNG IMPACT」としてサポートされる3名の起業家が発表されました。彼らは以下の通りです。
細井愛茉さん(14歳)
東京都出身の細井さんは、10歳で起業し、すでに法人5期目を迎えています。彼女は提灯の中にゴミ袋を搭載するアイデアを考案し、外国人観光客によるポイ捨て問題を美しいデザインで解決しようとしています。彼女の取り組みは、山梨県でのイベントでも高い評価を得ており、リピート契約も決定しました。
「この挑戦が私の強みになりました。観光地で提灯の体験イベントを実現し、さらなる展開を目指します。」
神田芙羽さん(17歳)
東京都から参加した神田さんは、祖父母の家で雑草の多さに驚き、そのエネルギー資源としての可能性に気づきました。高校での実験を通じて、雑草からのバイオエタノール生成に取り組んでおり、事業化を目指しています。
「このテーマの良さを知ってもらえたことが嬉しいです。さらなる実験を重ね、ビジネスプランを実現させたい。」
森田智信さん(19歳)
大阪府出身の森田さんは、商業高校の先輩として、専門的なキャリア支援が不足している現状を改善するため、「森田商業アカデミア」を設立しました。すでに生徒への指導も始めています。
「年齢に関係なく素晴らしい発表が多かったので、私ももっと頑張らなきゃと励まされました。」
この3名に対する審査を行ったのは、業界で活躍する経営者たちです。彼らの多くは、すでにビジネスをスタートさせている参加者たちの情熱に驚かされています。
未来の起業家育成プログラム
主催者の毛利代表は、「YOUNG IMPACT」を通じて、若者たちが自らのビジネスプランに挑戦し続ける環境を整えたいと語りました。次回の3期生募集もあり、プログラムの成長が期待されています。未来の起業家たちがこのプログラムから誕生し、社会に影響を与える存在となる日が待望されます。
「YOUNG IMPACT」は、挑戦を続ける若者たちに光を当て、次世代のリーダーを育成していく取り組みです。これからも彼らの成長を応援していきたいと思います。