2025年、日本上陸の『ジェーン・バーキン日記』
2025年11月、永遠のフレンチミューズ、ジェーン・バーキンの唯一の自伝的作品『ジェーン・バーキン日記』がついに日本に登場します。彼女は2023年7月に惜しまれながらこの世を去り、76年の生涯を精一杯生き抜きました。本書は、彼女の深淵な感情と直面した人生を赤裸々に綴った貴重な記録です。その内容は、一貫した飾らない人柄を如実に反映しています。
作品の構成と特典
『ジェーン・バーキン日記』は、上巻『Munkey Diaries』と下巻『Post-Scriptum』の2冊から構成され、さらに2種類の豪華特典が含まれている特製版で販売されます。価格は税込みで19,800円。特典には、アートノートとして使える「オリジナルノートブック」や、ジェーンの魅力が詰まった「オリジナルポストカード」10枚が付属します。どれも本書でしか手に入らない限定生産アイテムです。
自伝としての特徴
日記には1985年の誌面などから、彼女自身の素直な思いが伺えます。「私の日記さん、あなたは私の唯一の親友」と語るジェーン。彼女の素直さや愛情が、この作品を特別なものにしています。彼女の歌声や女優としての魅力、ファッションアイコンとしての存在感も、読み進める中で自然と伝わってきます。思春期から、恋人や家族との時間、さらには彼女の心の痛みや喜びの全てが語られています。
バーキンの多様な人生
バーキンの人生には、様々な顔がありました。彼女は、数々の名画に出演し、自由で個性的なスタイルを貫くファッションアイコンでもありました。恋愛面では、伝説的な音楽家セルジュ・ゲンズブールとの複雑な関係があり、3人の才能溢れる娘たちを育て上げました。彼女の生きざまが記されたこの日記は、芸術だけでなく彼女自身の人生そのものをも映し出しています。
コメントと評価
本書に寄せられた評価は高く、ミュージシャンの野宮真貴や作曲家の中島ノブユキらが彼女の人生そのものが詰まった作品であると称賛しています。
日記が映し出す彼女の思い
彼女が日記を通して表現するのは、自己嫌悪や苦悩だけでなく、家族や友人との真実の瞬間です。愛犬との思い出や彼女自身によるデッサンの収録もあり、彼女の多面性を見せる一助となっています。特に、社会問題に対する関心や行動も日記に記されており、単なる自伝ではなく、深い人間ドラマが展開されています。
デザインや購入特典にも注目
本書はそのデザインにも力を入れており、ナチュラルな素材の表紙に、深い紺色の箔押しが施されています。また、特製函は職人の手作業による仕上がりで、開閉しやすいように工夫されています。『ジェーン・バーキン日記』は、ただの書籍ではなく、彼女の生きた証としての価値を持ちます。
これからの発売日の準備に合わせて、この名著を手に取る機会をお見逃しなく。ファン必見の一冊となるでしょう。