小学生が記者になりきる！浪速区での特別仕事体験イベント

2023年1月19日、大阪市浪速区の区民センターで行われた「わくわく体験！浪速しごとミュージアム」に、産経新聞社が出展しました。このイベントは、地域の小学生にさまざまな仕事体験を通じて職業理解を深めてもらうことを目的としており、地元企業19社が参加しました。

この日は、延べ約430人の小学生が「かつお節削り」や「ネイルチップ作成」など、興味深い職業を実際に体験しました。多様な企業が一堂に会し、子どもたちにとって新しい発見の場となりました。

産経新聞社は、今イベントの中で特にユニークな「記者体験」を提供しました。小学生たちは、報道の仕事に触れ、号外風の新聞を作成する体験をしました。参加者は、実際に自分自身が記者になった気分を味わいながら、イベントを取材し、記事を執筆する作業に挑戦しました。

彼らは、参加したブースを回りながら、興味のある内容の写真を撮影し、どの見出しが最も魅力的かを考えました。自分たちの手で作成した新聞は、印刷され、彼らの思い出として手元に残ることとなりました。西の方からは「光や構図を考えながらの写真撮影が難しかった」との感想もあり、新聞を読む祖父の影響を受けて、新聞への興味が芽生えた子どももいました。

イベントを通じて、子どもたちはただの見学者ではなく、積極的に報道の一端を担う体験をしたことで、仕事や社会への理解が広がったことでしょう。このような取り組みが地域の未来を担う子どもたちにとって、貴重な体験となり、将来の職業選択にも良い影響を与えることが期待されます。

最初の試みとなった「わくわく体験！浪速しごとミュージアム」は、地域と企業、そして教育をつなぐ素晴らしいマッチングとなりました。今後もこのようなイベントを通じて、子どもたちに多彩な職業への興味を喚起する機会が増えることを願ってやみません。